2014-12-26

アウディ オイル減りまとめ ~対策@保証なしの場合~後編

前回の続きです。

後半の今回は、「やってはいけないこと」、「もしかしたらのメリット」、「おおよその費用」、「精神論」について書いていきましょう。


【やってはいけないこと】

それはRECSやら燃料添加エンジン洗浄剤

その理由を書きましょう。ちょっと長くなりますが。。


以前も触れたとおり、アウディのエンジンオイルの消費の仕方は「オイル上がり」といって、シリンダー壁とピストンリングの間から燃焼室内にオイルが上がって燃えてしまうという事象によるものです。
 
で、RECSというのは吸気バルブばかりでなく、当然のごとくエンジン筒内もキレイにするわけです。また、燃料添加エンジン洗浄剤も、直噴の場合は筒内限定でキレイにするわけです。

つまり、RECSも燃料添加エンジン洗浄剤も、上の画像にある赤い部分に付着したカーボンなりスラッジなりをキレイにお掃除して、シリンダー壁とピストンリングの隙間を広げてしまうんですね。
これ、オイル上がりが助長されることにつながるものと思われ。

実際、ほぼ同じタイプ(動粘度がほぼ同一の504承認タイプ)のエンジンオイルにて、RECSの前後で2倍以上もオイル消費が加速しました。
具体的には、MOTUL Specific 504 00 - 507 00のときにオイル燃費900km/L程度だったものが、Mobil1 ESP フォーミュラ 5w-30のときはオイル燃費350km/L程度になっていますから。。
これ、RECS以外に原因が考えられないんですよね。

で、RECSできないとなると、吸気バルブ(インテークバルブ)をどうするかが問題・・・かと思いきや、少なくともCDNエンジンではこの手のトラブルはあまり聞きませんので、あまり気にする必要がないのかも知れませんね。
また、RECSして吹け上がりが若干よくなったものの、燃費がよくなったとかいう実益は感じていませんし。

というわけで、オイル過消費車輌の場合、RECS&燃料添加エンジン洗浄剤は禁止!なわけです。

ちなみにRECSのメーカーであるWAKO'Sは輸入車への使用を禁じておりますので、メーカー側に責任はないです。


【もしかしたらのメリット】

それは、オイルがいつでもフレッシュなこと。
1,000kmで1.0L消費するってことは、5,000kmも走れば全量入れ替わるという理屈です。
もしかしたらフィルターだけ換えていれば、オイル交換不要なのでは?とさえ思うのですが、さすがに試す勇気はないですw


【おおよその費用】

年間ベースになりますが。。
私の場合、年間走行距離が7,000㎞程度、ENEOS SUSTINA 0w-50での実績でオイル燃費600㎞/L程度ですから、年間12L程度必要になります。
4L缶だと3缶ですので、年間約25,000円くらいかかっているわけですね~。
まあ、ヤフオクで訳あり品をGETしていますので、2万円もかかっていないとは思いますが、ちょっと切ないですね。。


【精神論】

はっきり言って慣れるまでは嫌です、これ(笑)
慣れても面倒臭いですが、まあ諦めの境地ですね。。
気になるようなら、エンジンオイルがいつでもフレッシュでエンジンがいつもベストコンディションなんだ!って開き直ることですw
それくらいしか、ありません。。だってめんどくさいんだもん。。。



そんなこんなで、オイル過消費対策は完結です~。

・・・もしかして一番の対策は、乗り換え??
ん~~、それを見透かされてか、昨日見積り依頼しちゃってきましたがw(何か?)
今日、宝くじ売り場に行くのはいうまでもありませんwww


んでは!





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