自分なりに高く売るコツやら気を付けた方がいい点やらアレコレ気付いたので、まとめておきます。
気付いたものとして、アクセスが増えたり高く売れたりといったこともあるのですが、むしろその後のトラブルを防止するにはどうしたらいいだろう?って観点が多いです。
私もそうだったのですが、やはり個人売買で怖いことの一つに、後々までトラブルを引きずるといったことがありますので。
そんな観点から、まとめてみたいと思います。
◆車両の写真撮影
まず最初に取り掛かるのは、車輌の写真撮影ですね。
きちんと洗車して、室内清掃もしてから撮りましょう。
写真は余すことなく撮ります。
このとき、セールスポイントばかりでなく、見た目で分かる悪い面・気になる点もすべて撮っておきます。
こうしておくことで説明文を書く時も写真を見て思い出しながら書けるので、書き漏らしが無くなると思います。
◆必要書類の準備
続いて、手元に以下の書類を用意しておきます。
- 車検証
- リサイクル券
- 整備記録の書類(整備記録簿など)
これを基に、ヤフオクの各項目を埋めたり、商品説明欄(コメント)に記載したりしていきます。
ついでに、自賠責の証書と自動車税の支払済証があるかも確認しておきます。
また、売買契約後に必要以上の個人情報を残したくない場合には、整備記録簿に記載の住所・氏名・電話番号は油性マジックで表からも裏からも塗り潰しておくとよいでしょう。(ただし車検証などの公的な書類でこれをやると後々と~っても困ることになるので、絶対やってはいけません。まあやる人はいないとは思いますが。。)
また、売買契約後に必要以上の個人情報を残したくない場合には、整備記録簿に記載の住所・氏名・電話番号は油性マジックで表からも裏からも塗り潰しておくとよいでしょう。(ただし車検証などの公的な書類でこれをやると後々と~っても困ることになるので、絶対やってはいけません。まあやる人はいないとは思いますが。。)
◆出品情報の入力(基本編)
自動車基本情報、自動車詳細情報、装備(オプションなど)情報をもれなく記入します。
売りたいクルマのグレードは、車検証に記載してある『型式指定番号』と『類別区分番号』を使ってこちらから調べられるので、ぜひ正確に記載しておきたいところです。
リサイクル預託金は車両価格に含むなら記載不要、別途もらうつもりならリサイクル券の金額で正しく記載しておきます。
写真は余すことなく載せます。
ヤフオクのシステムには10枚までしか載せられませんが、それを超える分はフォトアップなどを使って可能な限りすべて載せます。
この際、先述の通りセールスポイントばかりでなく、見た目で分かる悪い面・気になる点もすべて載せます。
◆出品情報の入力(詳細編)
前項の基本編での入力だけでは、中古車の個人売買に必要な情報は不足しています。
特に、車両の状態や契約及び手続き関係をどのようにするかという点をしっかり明記しておかないと、落札希望者(入札参加者)は安心して入札できませんからね。
なので、コメントには最低限以下のものを記載しておきます。
【車両の状態に関して】
- 走行に関しての調子
- エアコンの効き
- タイヤの残り溝
- ブレーキパッドの残り厚さ
- ヘッドライトの黄ばみやメッキ・樹脂類の表面状態
- 消耗部品の交換歴(いつ・何を)
- メンテナンス状況(半年点検に欠かさず出していた、ディーラーフルメンテ、オイル交換の頻度など)
その際、修復歴に該当しない軽微なもの(塗装の剥げや補修跡、浮き錆、下回りの錆具合、オイル滲み、電装品の状態、異音の有無、シートの汚れ、ダッシュボードの傷などなど)もすべて載せるようにします。
要するに、自分が使っていて気になった点は余すことなく載せるくらいの感覚で書けば、そう大きな落ちはないと思います。
【契約・手続きに関して】
- 現車確認や試乗が可能かどうか
- 支払いと引渡しのタイミング
- 引渡し方法(現地引取か陸送可能か。ちなみに個人向け陸送サービスを使うのも一手かと。)
- 名義変更手続きをどちらが行うか(名義変更は意外に簡単です。軽自動車でも普通車でも今はWEBで何でも分かります。)
- 車両本体以外にかかる費用(概算 or それも難しければ費用の名目など)
- 自動車税の精算の有無(無しにするのが一般的)
- 売買契約方法(オークションのみで完結させるか、別途売買契約書等で契約を締結するか)
- 瑕疵担保責任や保証・補償の取決め(個人で出すなら故意に告げなかったもの以外はすべて免責にしておくべきかと)
【その他】
- 契約成立後、互いに免許証の写しを提出し合う(トラブルへの抑止力になるかと。なお、お互いに取り交わすことがフェアです。)
- 犯罪及び反社会的勢力に関わらない旨の誓約書への署名・捺印(売買契約書に暴排条項として盛り込むのも有り。自分が使っていた車が反社会的勢力や犯罪のために使われるのは嫌ですよね?)
それなりにボリュームがあるので、MSワードなどで下書きしてから臨むといいかと思います。
◆その他
より高く売るためには、なるべく多くの人の目に触れるようにします。
そのためには、以下の策を講じるといいでしょう。
- 注目のオークションを設定して、20番目以内には入れるようにする(トップページに表示される)
- 1円スタート&最低落札価格を設定しておく(値段の並び替えでトップに来るようするけど、保険的に最落価格も設定すべきかと)
- 即決価格も設定しておくといいかと(設定しないと「即決いくらですか?」的な質問が間違いなく来まくる)
これについては、質問させておいてメールアドレスで個人的に教えつつ顧客情報を手に入れ、特選車として別の車をセールスするといった形で利用できるため、プロ向けのやり方でしょうね。
そうそう。
大抵、ヤフオクで自動車を売ろうとすると変なやつが絡んでくることが多いです。
私が経験したのは、マイナス評価だらけなのに入札を検討しているやつとか(入札者評価制限をかけているというのに!)、質問欄からいきなり分割払いを要望してきたやつとか、まあそれなりに色々いました。
なので、質問してくる人については、きちんと評価を確認して信頼に値するかどうか見極めてから対応すべきですね。
また、どんな輩であっても表向きしっかり対応しておかないとそれはそれで後々面倒なことになりかねないので(色んな人がいる世知辛い昨今ですから)、言葉遣いは丁重にしつつ断るべきことは毅然と断るという姿勢で回答するのも大切です。
そんなこんなで、第2弾となった自動車の個人売買記録。
次回(たぶん最終回?)は、売買契約書の書き方なんかでも書いてみようと思います。
んでは!
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