2017-08-01

個人売買で軽自動車を売ってみた ~ヤフオク、オトオク、クルモ、どれがよかった?~

先日、妻の車を3時間ほど熟慮の末、サクッと購入したわけですが。

新しい車を買うのは簡単ですけど、問題はこれまで乗っていた車の処分。
15年以上経った軽自動車で、しかもオルタネータが逝きかけているわけですから、下取りはおろか買取店さえどこも応じず(笑)
廃●王という専門店に至っては、申し込んでも返信すらなしという始末(オイオイ

そんなわけで、ちゃっかり個人売買に挑戦してみたのですが。
ヤフオク一辺倒かなと思いきや、今って色々なサービスがあるんですよね。

そんな中でも、比較的有名な(?)オトオク、金融会社が経営するクルモ、そしてド安定のヤフオクと、一通り試してみたのでそれぞれのレビューでも書いてみようと思います。



◆ オトオク 
https://otooku.com/

評価 ★★★☆☆

○良かった点
  • アプリが分かりやすくて便利で、出品が超簡単
  • 出品者に手数料がかからない仕組み
  • 入札参加者が業者のため、名変手続きなどの心配は少なそう
  • 出品時点で個人情報の開示が不要

×悪かった点
  • 誰がどれだけ見ているか分からない
  • 入札参加者が業者のみのため、買取店が避けるような物件は捌きにくそう
  • AIが算定する査定額が高めに出てるように思う

☞要改善点
  • PV数の表示をしてほしい
  • ウォッチリストなどの導入と、出品者にその数を表示してほしい

☆彡コメント
ヤフオクに出品していたら新規参入者から質問欄で勧められたのがこちらで、敢えて乗ってみました(笑)
その結果、なかなかいいシステムだな~とは思ったのですが、そもそも買取店が避けているような物件に対してプロが手を出してくるかと言えば、なかなかそうはいかなそうです。
なので使い方としては、「普通に売れるクルマ」を個人情報を開示しないで一括査定をするような使い方が良さそうですね。

それと、AIが算定する査定額はちょっと高すぎる気がします。
せっかくいい感じのサイトなので、誤解を招くようなこの手のやり方はやめた方がいいと思うんですけどね。
もっとも、ヤフオク出品者に質問欄からアプローチしているのが数例報告されているので(by知恵袋)、その時点で若干ステマなんですが。



◆ クルモ 
https://culumo.com/
評価 ★★☆☆☆

○良かった点
  • ビジュアルがいまどき
  • 手続きに関する心配がない
  • 手数料が分かりやすくて透明性がある
  • 陸送なども用意されている
  • ヤフオクと連携している
  • 出品時点で個人情報の開示が不要

×悪かった点
  • 手数料が高い(買う側はメリットを感じるのか?)
  • 出品期間を任意に設定できない
  • 欲しい車を探しにくいので買う側は不便だと思う(フィルタや並び替えがなかった)

☞要改善点
  • 買い手が探しやすいシステムの構築
  • 細かい部分で粗が目立つシステムの修正(ヤフオクとの連携でフィールドずれを起こしていたし…)

☆彡コメント
当ブログの広告に載っていたので、試しに使ってみたコチラ。
WEBサイトの作りはいまどきな感じで非常に好感だったんですが、肝心の使い勝手やら作り込みの甘さやらが露呈しまくり、途中でドロップアウトしました。
あれだけの手数料を取るのなら、もっとしっかり作ってからプロデュースしようよってマジで思いました。

そもそも買い手が検索できないのって、致命的だと思うんですが。。
買い手が探しにくい→売れない→出品者が逃げる・・・といった負のスパイラルになると思います。
まずもって、買い手が探しやすいシステムを構築しないと、生き残りは厳しいと思います。



◆ ヤフオク 
https://auctions.yahoo.co.jp/
評価 ★★★★★

○良かった点
  • アクセス数(ユーザー数)がハンパない
  • 出品側も入札側も分かりやすく、熟成の域に入った自動車個人売買のシステムがよい
  • 出品は思ったよりも簡単だった
  • 手数料は安い方だと思う
  • かんたん決済でクレカも対応できる

△イマイチな点
  • 売買契約や手続きは個人の責任で行うためハードルは高め
  • ユーザーが多い分、変なのも結構いると思う(質問で評価マイナスだらけのとか、いきなり分割払いを要求してきたりとか…)

☆彡コメント
やっぱりなんのかんの言って、この手のものは、多くの人が使って歴史がある方が熟成というか洗練されていますし、安心感があります。
手数料は出品時に3,240円+落札システム利用料で3,240円で合計6,480円かかりますが、それでも安い方でしょうね。
それでいて基本的に個人売買の場所を提供しているだけという徹底ぶりで、売買の自由度も高いように思えました。

もっとも、売買の自由度が高いということはそれだけ自己責任の度合いも高くなるわけで、商品説明が不足していたりすると後々トラブルになりそうです。
この辺はまた後日記事にしますが、私は入札者に対して以下の条件を付けました。
  • きちんとした売買契約書にて契約を締結する
  • 後々のトラブルに関して出品者は責任を負わない
  • 免許証の写しを提出する
  • 反社会的勢力の排除に関して誓約する
  • 名義変更手続きは落札者の方で責任をもって行う
主要なものは、この辺ですかね。
おかげで落札者様は何も問題なかったです。
それどころかとても素晴らしい方で、この方に売ってよかったなって心から思えました。
少なからず我が家のセカンドカーとして活躍していたわけですから、その方に引き継いでもらってよかったなと心底思いましたね。



以上、個人売買で軽自動車を売ってみた記録でした。
なんだかんだヤフオク上げで書いてしまいましたが、オトオクもクルモもまだ駆け出しなのでこれからの改善に期待したいと思います。
この手のサービスが多方面で充実すれば、個人出品者も選択肢が増えていいですしね。

次回以降、クルマをヤフオクに出品する時の準備やら商品説明の書き方やら、自動車売買契約書の書き方なんかもネタにしてみようかな~って考えています。


んでは!





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