2019-01-30

Audi e-tronの実航続距離を見て感じたこと ~EVとしては素晴らしくても内燃機関から乗り換えるにはまだまだかな~

少し前に加熱した、電気自動車への急な舵切り合戦。
高まる環境意識(を利用した政治ショウ又はビジネス)やTeslaの台頭、さらには中国勢もこれに加わり始めるなど、まるで明日明後日にでも内燃機関が電気自動車に置き換わるかの如くな報道がなされておりましたが。

それはそれとして、仮に電気自動車に乗り換えざるを得ない状況に追い込まれたとして、それに乗ったとして、気になるのはその航続距離。
今回、Audi e-tronで実電費と実航続距離に関してあげられた動画があったので、それを見ながら私見でも書いてみようと思います。




トップ画像でもう答えが書かれていますが(笑)

まずもって、最初のチャージング時間のじれったさったら。。
これ、実際に自分がこの場にいたとして、何分もチャージに待つなんて考えられません。
ガソリンスタンドがいかに迅速にやって頂いているか感謝するとともに、とてもじゃないけどこりゃ無理だわなってのが正直なところです。

そして、この航続距離。
WLTPで最大419kmと公称されているのに、負荷の低い定速走行にもかかわらず330kmとは。
しかも、バッテリーの熱冷ましにはちょうどよい冬にもかかわらず、この結果ですからね。(・・・ただし暖房による電力喰いがあるため相殺されている面は否めず。)

これ、EVとしてはなかなかの航続距離なんでしょうね。

でも定速走行にかかわらずたったの330kmに過ぎないって、ストップ&ゴーの多い市街地を中心に走ったらどんなことになるんでしょう?
結局なんだかんだ200km程度しか走れませんってなりかねない気が(汗

路面にワイヤレス給電が埋め込まれて信号待ちで自動チャージしてくれるなんかじゃないと実用に耐えられませんが、それって気づけば課金状態ですよね。。
自分の意思にかかわらず気が付けばお金が取られているって、それもまた何だかな~状態。


いずれにせよ、ここまで進化と発展がなされた内燃機関から乗り換えるには、不便なことが多すぎる気がします。
そう考えると、やはり48Vマイルドハイブリッド or プラグインハイブリッド辺りが当面の最適解なんでしょうね。

まあ遅かれ早かれいずれは電気自動車に置き換わる可能性の方が今のところは高いんでしょうけど※、それに至る政治ショウやらビジネスの変遷を生温かい目で見守ってやろうかと思いますw
※ ひっくり返って内燃機関に戻る可能性や、まったく新たな選択肢が出る可能性も排除しきれないとも考えています。


んでは!





0 件のコメント :

コメントを投稿