節約のため、DIYでやれることはやる。
素晴らしいことだと思います。
愛車の状態をより詳細に把握するため、自分自身で整備を行う。
さらに素晴らしいことだと思います。
ですが、これが仇となることもあるんですよ。
ちょっとそんなことを思ったので、思いつくまま書いてみます。
・・・そう。
先日書いた記事ですが、これを書きながら思ったわけですよ。
B8A4アバント時代に、最も悩まされたオイル過消費。
…もしドイツ本国と同じように、保証期間が過ぎてから救済の手が差し伸べられたとしても、私はその過ちのおかげで恩恵に与ることができなかったのでは?…
ってね。
(そもそもオイル過消費を悪化させたのは、私の浅はかな知識が惹き起こしたものだったのかも知れませんが…)
まあ、DIYって "Do It Yourself." ―自分でやる― ってことなんですが、単に自分でやることだけじゃないんですよね。
そこに責任も付いてくるわけですよ。
つまり、DIYR "Do It yourself by Your Responsibility." ―あなた自身の責任で自分でやる― ってことになるわけでして。
というわけで、結論。
F30dMは、ディーラーにてフルメンテしようと考え直しました。
以前はこんな感じで、DIYを中心としたメンテ計画まで立てたんですけどね。
ですが、かかる費用をキャッシュアウト以外の観点から考えると、案外そんなにお得でもないんですよね。
つまり、最も簡単にできそうなバッテリー交換やオイル交換をDIYで節約したって、そのキャッシュアウトを防ぐことができる額は、たったの年間1万円ちょっと程度なんですよ。
これで受けられる保証や補償が受けられなくなったら?
出来のいいF30/F31ですが、走行距離や年数で何が出るか分かりませんよね?
例えばアウディAGがやったような、保証期間経過後に新たな補償を受けられるチャンスがあっても、それを逃しかねません。
また、ディーラーによるメンテ記録がない為にリセールが落ちたら?
リセールにプラスなのは今さら言うまでもありませんが、究極の売却形態である「個人売買」であれば、なおのこと。
おそらく最も高く売れるはずの個人売買という売却形態で、最高に高く売るには「信頼のディーラーフルメンテ」がいいに決まってますよね。
そう考えると、たったの年間1万円ちょっとの節約で、これらの逸失利益(得られたはずなのに得られなかった利益)があると考えると、よほど損ですよね。
なので、計画を大きく変更して、DIYは基本的にやりません。
そんなこんなで、DIYによるメンテナンスをサボる口実をつらつら書き並べ切ったので(笑)、風呂入って寝ようと思います。
んでは!
【追記@2017/09/18】
将来のリセールが期待できそうにないのと、DIYでやるにしても予めディーラーに確認して問題がないものはDIYでやることにしました。
ころころ気変わりしてごめんなさい。
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