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2017-06-19

【F30dMメンテ】敢えてディーラー フルメンテにする理由 ~エンジンオイルもバッテリーもDIYで簡単にできるけど~


節約のため、DIYでやれることはやる。
素晴らしいことだと思います。

愛車の状態をより詳細に把握するため、自分自身で整備を行う。
さらに素晴らしいことだと思います。

ですが、これが仇となることもあるんですよ。
ちょっとそんなことを思ったので、思いつくまま書いてみます。



まずもって、なぜそう思ったか。

・・・そう。
先日書いた記事ですが、これを書きながら思ったわけですよ。

B8A4アバント時代に、最も悩まされたオイル過消費。
…もしドイツ本国と同じように、保証期間が過ぎてから救済の手が差し伸べられたとしても、私はその過ちのおかげで恩恵に与ることができなかったのでは?…
ってね。
(そもそもオイル過消費を悪化させたのは、私の浅はかな知識が惹き起こしたものだったのかも知れませんが…)

まあ、DIYって "Do It Yourself." ―自分でやる― ってことなんですが、単に自分でやることだけじゃないんですよね。
そこに責任も付いてくるわけですよ。

つまり、DIYR "Do It yourself by Your Responsibility." ―あなた自身の責任で自分でやる― ってことになるわけでして。


というわけで、結論。

F30dMは、ディーラーにてフルメンテしようと考え直しました。


以前はこんな感じで、DIYを中心としたメンテ計画まで立てたんですけどね。

ですが、かかる費用をキャッシュアウト以外の観点から考えると、案外そんなにお得でもないんですよね。

例えば、バッテリー交換。
ディーラーでは6~7万円かかるらしいのですが、DIYでもなんだかんだかかるっぽいんですよね。
ちらっとしか調べてませんが、互換バッテリー3万円程度、レジストレーション用にCarly本体とアプリで1.5万円程度、計4.5万円ほどかかります。
確かにCarlyを買えばその後も使えますが、バッテリーはおそらく4年程度持つはずなので、もう一回使う機会に恵まれないとも限りません(←オイオイw)
そう考えると、年間1万円に満たない額しか浮かせられません。

また、例えばオイル交換。
ディーラーでは2万円とちょっとらしいですが、DIYでやってもLL04適合品エレメントの調達でざっくり1万円ちょっとはかかります。
その差は1万円に満たず、しかも2年間のサイクルでこれなので、1年当たり5千円いかないレベル。

つまり、最も簡単にできそうなバッテリー交換やオイル交換をDIYで節約したって、そのキャッシュアウトを防ぐことができる額は、たったの年間1万円ちょっと程度なんですよ。


これで受けられる保証や補償が受けられなくなったら?
出来のいいF30/F31ですが、走行距離や年数で何が出るか分かりませんよね?
例えばアウディAGがやったような、保証期間経過後に新たな補償を受けられるチャンスがあっても、それを逃しかねません。

また、ディーラーによるメンテ記録がない為にリセールが落ちたら?
リセールにプラスなのは今さら言うまでもありませんが、究極の売却形態である「個人売買」であれば、なおのこと。
おそらく最も高く売れるはずの個人売買という売却形態で、最高に高く売るには「信頼のディーラーフルメンテ」がいいに決まってますよね。

そう考えると、たったの年間1万円ちょっとの節約で、これらの逸失利益(得られたはずなのに得られなかった利益)があると考えると、よほど損ですよね。

なので、計画を大きく変更して、DIYは基本的にやりません。



ただし、エンジンオイルはDIYで1年に1回は交換しようと思っています。
なんせ、チョイ乗り通勤に使っていますので。

とはいってもオイルのみだし(エレメントまで換えないつもり)、ディーラーの記録に残さなくても問題ないレベルの話だからといった理由があるから。
純正の交換サイクルは2年2万km以内ですし、LL04適合品だったら多少銘柄が違うものが混ざっても問題ないでしょうしね。


そんなこんなで、DIYによるメンテナンスをサボる口実をつらつら書き並べ切ったので(笑)、風呂入って寝ようと思います。


んでは!


【追記@2017/09/18】
将来のリセールが期待できそうにないのと、DIYでやるにしても予めディーラーに確認して問題がないものはDIYでやることにしました。
ころころ気変わりしてごめんなさい。





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