2018年2月6日火曜日

今年の大雪に見る、東京偏重報道 ~『若者のクルマ離れ』にも共通するうんざりな点~

大雪が続きますね。

雪慣れしている私ですが、さすがにここまで降られると本気でうんざりします。
除雪しても除雪しても次々降られ、もはや置く場所ねーよって叫びたくてもしんしんと降り続ける雪を見るともう叫ぶ気も失せ、結果、黙々と除雪し続けるという(苦笑

自然はそんな人間のことなどお構いなしに、気まぐれに雪を降らし、凍てつく寒さを投げかけてきます。
まあ自然ってある意味、神的な存在ですから、それを甘んじて受けざるを得ないのが人間の役目なのかもしれません。


で、そんな当たり前のことが当たり前でしかない我々雪国の人間から見て、首をかしげたのが先般東京で降った大雪のときの騒ぎよう。
これまで地方でどれだけ降っても他人事だったのが、まるで蜂の巣でも突いたかのように騒ぐという。

まあ慣れていないからなんでしょうけど、ちょっと・・・というか大分、世論とか報道が東京偏重に思えたわけです。


で、これ、何も大雪に限った話じゃないと思います。
この構成って、『若者のクルマ離れ』にも当てはまると、常々思っていたんですよね。

まあ、この『クルマ離れ』の定義の重点を何に置くかによっても視点は変わってきますが。
少なからず地方の民にとって、クルマは生活必需品です。

これがなければ、仕事にも行けませんし遊びにも行けません・・・というか、引きこもりほぼ確定です。
2~3分おきに電車やバスがある東京及びその近郊と異なり、地方での公共交通機関は1時間に数本、場所によっては数時間に1本なんてこともザラです。

そんなわけでクルマは、少なくとも一家に一台、スタンダードは18歳以上は一人に一台、これが地方の現実です。


まして雪が積もる地域なんて、まさに必要不可欠な移動手段です。

大雪が降れば道が狭くなって、歩く場所がなくなることも多々ありますし。
雪国でクルマが無いって、現代的な生活を普通に送ることさえ間々ならないことを意味します。

つまり、クルマに興味があろうがなかろうが、買わざるを得ない・持たざるを得ないのが地方居住者の実情であり、雪国ではその傾向が強まるのです。


先に書いた通り、『若者のクルマ離れ』を趣味的に捉えれば地方でもその傾向は見てとれますが、そもそも所有するかどうかとなるとこの東京的価値観はまったくもって当てはまりません。

また、趣味的要素の点でもやはり普段使う道具ですから、使っているうちに良いものが欲しくなりますし、個人的な嗜好が出てくるというのも普通のことでしょう。
ですから、少なくとも都会に住んでいる若者よりも、クルマに対して趣味的要素を持っている方が多いと思います。


一方で、東京にいればクルマはいらないですよね。
たぶん私も手放すでしょう(笑)

だって、都会及びその近郊でクルマを持つなんて、明らかに無駄ですもん。

電車もバスも豊富にあるし、駐車場代高そうだし、大して走らんのに維持費は一丁前にかかるし、他に楽しいことにお金使いたいし。
まして若くてお金に余裕がない頃で遊びにお金を使いたい時期だったら、絶対に私もクルマ離れするタイプでしょう(私にとっては過去のことですが)。

なので、『若者のクルマ離れ』のような東京的価値観も分からなくはないですし、それ自体を否定するつもりはありません。

ただ、それをあたかも日本の全国民がみんなそうだみたいな、近視眼的な報道がいかがなものかと思うわけです。


クルマが売れなくなったからってすぐにクルマ離れとか、すごく短絡的ですよね。
何度も言いますが、地方住まいは離れたくたって離れられないんですよ。

そもそも売れなくなったのは、クルマ自体の品質が良くなったことによる耐久性の向上だったり、価値観の多様化によるものだったり、通信費や学費ローンが可処分所得に占める割合が増えたりなどなど色々な複合的要因があったりするわけですが、その中の一つには国産メーカーが魅力的なクルマを作ってこなかったということもあるんじゃないでしょうか。
手厳しいことを言いますが、免許取り立てでEGシビック(とは言っても最下グレード)に乗ってそれなりにクルマって楽しいなって思いながらもその後にクルマに興味がなくなった原因の一つに、国産車で乗りたい(かっこいい)と思えるクルマがなかったことが挙げられます。
猫も杓子もミニバン、それに同調して消費者に媚びた国産メーカー。
その頃は、「どれがダサくないか。」という消去法的視点で選ぶのが大変だった覚えがあります。

これ、同じように考える方って少なくないと思います。
少なからず会社で同僚や若者と話すと、それなりにクルマに興味はあるものの乗りたい車がない、どれもデザインがつまらない、なんて話しが出ますからね。

そのくせ、値段はぐんぐん上昇中。
詳細に比較していませんが、ざざっとDセグセダンのモデルを調べた限り、ここ20年ほどの車両本体価格のインフレ率は欧州車よりも国産車がひどいんですよね。
しかも、かなりの差で。

この辺のロジックが実はある中で消費者のせいにするって、ナンセンスもいいところですよ。
何もわかってないじゃないか、と言いたいくらい。
しかもそれが、東京偏重という。



本当、降りしきる雪と偏重報道にはうんざりですが。

それでも、明日も朝5時から除雪しなきゃなんです。
うんざりしますけど、やらなきゃ生活できないから仕方ないわけで。

クルマも同じ。
正直クルマの維持費なんかの負担がなければなんて思うこともありますが、クルマなしでは生活できませんしね。
だから少しでも日々の生活を楽しめるように、せめて好きなクルマに乗っていたりするわけなんです。


そんなこんなで、愚痴っぽい記事になりましたが。
この辺で終わりにしたいと思います。


んでは!





2 件のコメント :

  1. こんにちは。
    若者の車離れ。確かに都会の話ですね。地方都市に住む甥っ子姪っ子は1人1台手に入れつつありますし、私のDNAを多分に引き継いだ高3の息子からは、大学も決まって登校もほぼ無くなった毎日を持て余して、教習所に行かせてくれ圧力が日増しに高まっています(笑)
    我が家は比較的都会なので無くても何とかなりますが。
    で、息子曰く国産車で乗りたい車があまり無いそうで、専ら中古車サイトでシルビアなんぞを眺めています。確かに魅力的な車でしたが、最終型で2002年ですから我が家の前車E46よりも車齢が上なんですよね。入手時の価格、入手後の維持の困難さなど、初めての車にするには些か敷居が高いなぁ…。
    私個人的には現行のスイフトスポーツとかマツダのデミオやアクセラのMTなんかは結構良いんじゃないかなと思ってますが、国内メーカーも20世紀末の様にもっともっと魅力的な車を沢山出してもらいたいものです。
    そちらは雪が大変そうですね。くれぐれも身体にはお気をつけください。

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    1. こんにちは。
      ご子息さん、いいですね^^
      偏重報道もそうですが、何でもかんでも一括りでまとめるなということも、実は言いたかったりします。この多様性の時代にナンセンスかなと。ですので、ご子息さん然り、甥っ子さん姪っ子さん然り、クルマを持ったり楽しんだりって、いいことだと思います。
      それにしても、シルビアですか!いいですね~。会社の同僚でもS13を2台乗り継いだ人がいますが、家庭を持ってミニバンになったけど、時々疼いているようです(笑)ご子息さん、せっかく若いうちなんですから、もう多少のことは目をつぶって覚悟の上で行ってもいいのでは?ほら、お父様も理解がありそうですし(笑)
      う~ん、デミオやスイフトもいいんですが、やっぱり20世紀末のそれらには適いませんよ。私はまだ中学生でしたが、本を買っては眺め、やれスープラがいいだの、R33よりR32だの、知らないくせに妄想していましたもん。・・・あ、妄想癖はその頃から??
      大雪大変ですが、頑張ります!カーポートがつぶれたお向いさん(!)に比べれば、うちは何も被害が無いだけ幸せなのかも。お気遣い、ありがとうございますm(_ _)m

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