脳が解けた言い回しはさておき、トランクオープナー（ナンバーの上のリアカメラと一体となっているあれ）での作動のみができなくなり、キー操作や運転席からのボタン操作、或いはリアバンパー下をキックして開けることは問題なくできるという状況です。
これ、トランクオープナーの内側のゴムが経年劣化等で破断することで、ラッチ（電磁式）を作動させるマイクロスイッチを押す部分（下の画像の真ん中の出っ張った部分）が正しく動けなくなって起こるそうで、F30あるあるトラブルのようです。
みんカラで見かけた割りばしや針金による補修を試したり、YouTubeではナンバープレートを取らなければASSY交換不可と言われたけど何とかならないか挑戦してみたりと、あれこれ試した記録です。
結論を言えば、普通にASSY交換できましたので、その方法を中心に載せていこうと思います。
みんカラに出ていた、割りばしによる補強でマイクロスイッチを押すところを正常動作化する件。
割りばしに何となく抵抗があったので、使わなくなったミスドの景品のプラスチック箸を代用したのですが。。
何度やってもまるでダメ。。。
きっと私が不器用だからなのでしょうが、一体どうやったらそうできるのかってくらい、まったくダメでした。続いて、同じくみんカラで出ていた、針金による補修。
ビニル番線が太すぎたかなと思い、細い番線でやってみたのですが、、
しっかしまあ、どうやったらいずれもできるのか、1mmもイメージが持てずに惨敗。。
諸先輩方の創意工夫と器用さには恐れ入ります。。。
そんなわけで、YouTubeでは必須とされていたリアナンバープレートの取り外し（封印破壊＆再封印が必要）をすることなく、トランクオープナーのASSY交換ができないか挑戦してみることに。
動画を見ていて、単にリアカメラのコネクタが邪魔しているだけに見えたので、それ取ったらいけるんじゃないか？との読みでやってみました。
まずは、トランクリッドの内張を剥がします。
青丸がトルクスねじ（確かT25）、黄丸がプラスチックのねじ式リベットになっていますので、これを全部外します。
そして、左右のヒンジカバーのロック（各2か所…割れやすいので注意！）を解除して、ヒンジカバーを取れば、簡単に内張を剥がせます。
続いて、リアカメラのコネクタを外します。
トランクオープナー本体は、外側の左側からこじっていけば外れます。
かなり固いので、パネル剥がしを複数使って徐々にこじっていくと良いと思います。
また、結構ぐりぐりやることになると思うので、ボディを傷つけないためにも画像の様に養生しておくべきかと。
この画像の様に、左側はすんなりリアナンバープレートを避けられるのですが、リアカメラのある右側がなかなか避けられません。
※ そのYouTubeは内張を剥がさない前提での説明だったのでしょう。たぶん。。
トランクオープナーに繋いである配線のコネクタを外します。
今まで何度活躍してくれたことか。
完全摘出が済んだら、リアカメラを取り出します。
あとは新しく用意したトランクオープナーを用いて、これまでと逆の手順で取り付けていけば、完成。
かかる時間ですが、手慣れていれば20分程度、そうでなくても30～45分程度で直せると思います。
あ、そうそう。
実はこのASSY交換、2回もやったんですよね。。
というのもこのASSY交換に用いたパーツ、1回目はAliなどで安く売っている類似品を使ったのですが、寸法精度が悪くなかなかハマらず（少し大きかった）、ハマったら大きいゆえ真ん中に押されてボタンへの動作がうまくいかなかったのでクレーム入れて返品、ちゃんとした純正品を購入し直して再度取り付けた次第です。
たまたま不良品に当たっただけかもしれませんが、類似品が2,000～3,000円なのに対して純正品は5,000円程度で出回っているので、最初から純正品を用意されることをお勧めします。
ちなみに、類似品はゴム部分の質も低かったようで、うまくハマらずにやり直ししていたらゴムが裂けてきたので、耐久品質も推して知るべしかと。。
んでは！
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