少し前から動きの悪くなっていた、玄関ドアのシリンダー錠。
素人の浅知恵で、シリコーンスプレーを吹いて悪化、、(巷でよく聞く)鉛筆の芯をキーにこすりつけて黒鉛で滑りを良くしようとしてさらに悪化。。
ほんと、素人の浅知恵と巷の根拠なき方法って、やるべきじゃないっすね。
そんな悪い状態になってしまった我が家の玄関のシリンダー錠。
ディンプルキーゆえ、シリンダー錠の交換となると2万円~の出費となりそうで戦々恐々。。
ですが、市販品ですっかり直ってしまいました。
使ったのは、こちら「建築の友|鍵穴のクリーナー・60ml 品番:KCL-1」。
この鍵穴のクリーナーですが、鍵の動作不良の原因になっているベタついた油汚れ等を、浸透性の高い揮発性溶剤がすみずみまで洗浄するとのこと。
高圧噴射でホコリやゴミを除去しますが、ノンオイルでべとつかないのでその後のホコリを寄せ付けず、ボロンパウダー(鍵穴の滑りを良くするホウ素な何か)が配合されているので洗浄後の滑りもよくなるようです。
もちろん、ディンプルキーにも対応しているとのことです。
鍵穴のクリーナーの使用方法は、以下の通りです。
- ぼろタオル or 雑巾を用意する。
- 缶を上下にカチャカチャ音が出るように10回以上振る。
- 金属チューブをはめる。このとき雑巾等で金属チューブの先端を覆ってあげると、間違って噴き出しても大丈夫かも。
- 鍵穴の周りを雑巾等で養生する。 ※必ず洗浄剤があふれ出すうえ、付着するとシミや変色のもとになるようですので「養生して!絶対!!」です。
- 金属チューブの先端を1cm程度 鍵穴に差し込み、約5秒噴射する。その後もしばらく鍵穴から洗浄剤が溢れてくるので、おさまるまで雑巾等で養生を続ける。 ※はみ出したり垂れたものは素早く拭きましょう。
- そのまま約3分待ちます。
- 鍵の「差し込み」・「回転」を5回行う。
- もう一度4.~6.を繰り返した後、鍵の「差し込み」・「回転」を2回行う。 ※鍵穴内が乾くのは約1時間。
- まだ改善されなければ、4.~8.をもう1ターン行う。
我が家の場合は、1ターンで無事に鍵穴の回転が良くなりました。
ただし、この鍵穴のクリーナー、ボロンパウダーが配合されていて滑りが良くなるとは言え、鍵穴内の洗浄がメインのものです。
そこで、この状態をより持続させるために「建築の友|鍵穴のクスリⅡ・17ml 品番:KK-02」を使用します。
先ほどの鍵穴のクリーナーが洗浄のスペシャリストだとしたら、この鍵穴のクスリⅡは滑りのスペシャリスト。
液剤はシリコン系の成分や油、黒鉛などを含まないので、ベトつかず、シリンダー内部を汚さずにホコリも寄せつけないとのこと。
また、液剤は揮発後ボロンパウダーだけが残り、ドライな潤滑層を形成し鍵穴の動きをスムーズにするようです。
そんなわけで、鍵穴のクスリⅡの使い方です。
- ぼろタオル or 雑巾を用意する。
- 缶を2~3回振り、付属の金属チューブを取り付けます。先ほど同様、金属チューブの先端を雑巾等で覆って、そっと取り付けてあげるとよろしいかと。
- 鍵穴に金属チューブをPCストッパーの先端部分まで差し入れ、0.5~1秒程度の少量噴射する。 ※液は少量しか噴射しませんが、場合によっては液が出てくるので雑巾等はすぐに使えるところにおいておくとよいです。
- 2~3分くらいしたら、鍵の「差し込み」・「回転」を3~5回程度行う。
- それでも動きが硬い場合は、3.~4. を繰り返す。
鍵穴の動きだけは、まるで新築のよう(笑)
そして、あれから1週間近く経っていますが、その動きは施工完了後のまま。
なかなか調子がよいですし、万が一また調子が悪くなっても鍵穴のクリーナーも鍵穴のクスリⅡも余っているので、またやればいいわけですし。
そんなこんなで、ディンプルキーのシリンダー錠交換2万円~の出費を10分の1に抑えられました。
浮いたお金で、な~に買おっかな♪
んでは!
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