絶好調なマイF30dMこと、既に型落ちとなったF30型の320d。
概ね初期ロットな2013年式でありながら、大きな故障やトラブルはなく、至って快適に過ごしておりますが。
あるとき、ドアタッチによるキーロック(コンフォートアクセス)ができないことがありました。
これまで2回ほど、ドアハンドル上部のタッチによるキーロックが効かなくなったことがありましたが。
キー本体による遠隔ロックはできますし、解錠(アンロック)についてはタッチでできているので、根本的な故障ではないと思われ。
で、よくよく考えてみると、そうなったタイミングというのは大雨時ないしその後だったんですよね。
しかも、そんな時でも稀にはタッチによるキーロックができることもありますし、さらには雨が止んである程度時間が経つと勝手に復旧するという。
ここで考察します。
大雨の時にそうなるということは、何らかの原因で雨水が侵入していると思われ。
雨が止んで勝手に復旧するということは、配線やコネクタのショートなどの深刻なそれではないとも思われ。
ここで一つの仮定を立ててみます。
すなわち、何らかの原因で偶発的に雨水がセンサー付近に侵入して、人間がタッチした際の静電気の流れがセンサーまで正常に届いていないと思われ。
そんなわけで、降雨時にドアハンドルがどうなっているか、見てみます。
ドアハンドルの可動部と固定部の間の隙間に、水滴がありますよね。
このように水滴の表面張力が働いて、隙間にブリッジ的に雫が保たれています。
そして、この保水された雫が、センサーが入っている箇所に侵入してしまうと見立てたわけですが。
どうやら、経年劣化によってひび割れたパッキンから侵入している模様です。
このドアハンドルの可動部の後ろ側は、蓋のようになっていますよね。
当然その蓋の周囲はパッキン状のものになっていますが、よくよく見ると、ひび割れがあるんですよね。
ひび割れ自体は微細なものですし、常にジャバジャバ入るかと言われればそうじゃないと思える程度のものですが、たまには入ってもおかしくないかなという感じがしなくもなく。
静電気に対して反応するセンシティブなセンサーでしょうから、ほんの少しでも水分があると、ダメなのかなと思われ。
で、雨が止んで水分がセンサー付近から掃ければ勝手に復旧する、といった感じかなと。
そんなこんなで、分かった以上は対策したくなるのがDIY好きの性ですが。
実は今回は、見送った次第です。
というのも、まず思いついたコーキングについては、仮にプライマーを施す等してしっかり充填したとしても、これも経年劣化は避けられるものではなく、そうなるとコーキングが剥がれたところに保水されることになり、今回のこれよりもより高確率でセンサー部への雨水侵入が起こりうると思われまして。
続いて思いついたのが、タッチペンなどの粘性の高めの塗料でむりやり塗膜を作って、それで侵入防止しようということだったのですが、パッキンへのダメージがある可能性もあることから、これもやるべきではないとの判断に至り。
稀にしか起こらず、ショートなどの根本的な故障に至る可能性も極めて少なそうですので、短期的な視点で中長期のリスクを上げるくらいならやらない方がいい、そんな判断をしました。
本格的に直そうとしたら、いったんこの蓋を外して(ドア本体側に小ネジがあるのでそれを外せば蓋を取り外せそうです)、パッキン部分を入れ替えるか内側にでもブチルを増し打ちするかってところでしょうかね。
ただ、この小ネジの部分も止めた状態で上から塗装され、それこそ塗膜で防水しているような感じなので、その辺の措置も必要になってきそうですが。
これについては、よっぽど頻度が上がったり、本格的な不具合(アンロック側のセンサーにも影響が出る等)が生じるようになったらですかね。
そんなわけで、プチトラブル報告と放置プレイの決断をしたという記事でした(笑)
んでは!
欧州車好きな素人が記す妄想記。現愛車BMW 320d (F30) や過去の愛車アウディA4アバント (B8) の記録など。妻車のMINI クラブマン (F54) もたまに登場します。
2019-08-24
【F30dMトラブル(軽微)】ドアタッチ@コンフォートアクセスによるキーロックができない時が稀にある件 ~原因分かったが敢えて放置。直せばいいってもんじゃない場合もあったりするんです。~
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マイF30dMトラブル
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