久しぶりにエアコンをつけたところ、いや~な臭いが・・・。
臭いに敏感な娘はすかさず、
「うげぇ~、くさいよ。これ。。こういうの嫌だな。」
パパ、がーん。
昨年マイクロフィルターの交換をした際、エアコンクリーニングをやろうかやるまいか検討したものの結局やらなかったのですが、このときほど自分の怠惰さを恨んだことはここ最近ありませんでした。。(ナーンテw
なーんてことがあったわけですが。
エアコンが臭いのは、エバポレーターにカビが巣食っているからと原因は分かっているわけで。
であれば、お家のエアコンクリーニング(もちろんDIY)でいつも活躍している過炭酸ナトリウムでやっつけちまいましょう!
使ったのは、上の写真にあるきれいっ粉のボトル内にある過炭酸ナトリウムと、電池式の噴霧器。
これだけです。
私の場合、家にあるものを使ったので、今回かかった費用はゼロ。
(強いて言えば水道代くらい 笑)
ちなみにこれらは、お家のエアコンクリーニングやお風呂の手の届かないところのカビ取り、さらには(過炭酸ナトリウムのみの使用になりますが)洗濯機のクリーニングやら漂白剤替わりに使えるなど、用途が広くていいんですよね。
そんなわけで、一家に一セットあるべきアイテムですので、上のリンクからお求めください(チャッカリ
そんなこんなで、BMW 3シリーズ 320d(F30)のエアコンクリーニングをお家のエアコンクリーニングばりにやってみるのはじまりまじまり~。
まずは、エアコンの全体像を確認してみます。
ご覧の通り、風の流れ的にブロアー⇒フィルター⇒エバポレーターの順となっています。
ですので、エバポレーターへのアクセスは、フィルターのハウジングからとなりますが、エバポレーター周りで空間があるのはエンジンルーム側のみとなります。
そんなわけで、エアコンクリーニングはこんな感じでやります。
フィルターのハウジングから噴霧器のノズルを突っ込んだら、エンジンルーム側からキャビン側に向けて吹きかけます。
これを、過炭酸ナトリウムを溶かしたお湯で噴霧して10分程度置いてカビを剥ぎ取り、水ですすぎ流しするという。
文章にすると簡単ですが、実際もわりかし簡単です(笑)
で、やった記録です。
まずは、マットを剥ぎます。
キックパネルを外します。 (10mm六角ボルト×2箇所)
フットライトのコネクタを外します。 (黄色矢印の箇所を押しながら引き抜く。)
エアコンフィルターのハウジングの蓋を外します。
トルクスねじT20(赤丸)3箇所を外し、黄色く囲ってあるところのツメを外せば、取り出せます。
養生は、こんな感じで。
こちら施工中の写真ですが、ご覧の通りそれなりに水が垂れてきますので、新聞紙は引いておくべきです。
また、万が一に備えてフットライトのコネクタ(黄色い丸印)も、テープ等で軽く防水しておいた方がいいですね。
続いて、洗浄水の準備です。
過炭酸ナトリウムは、50~60℃で発泡しながらカビを剥ぎ取る性質があります。
なので、1L程度の水を温めて60℃くらいになるようにし、1Lに対してキャップ2~3杯(40~60g)程度過炭酸ナトリウムを入れて溶かします。
ちなみに、過炭酸ナトリウムを溶かすとこんな感じになります。
(画像は過去のものです。)
クルマに戻りまして、いよいよ施工です。
ブラインドでの施工ですので、要領をこう考えました。
噴霧器のノズルは最大に伸ばし、ノズルの向きと手元のL字型の向きを同じにします。
こうすることで、ノズルが中でどちらを向いているか把握できます。
やらかし防止のため、噴霧器のノズルは「突っ込んでから電源ON」「電源OFFにしてから抜く」を徹底します。
この手順を間違えると、おそらく悲惨です。。
また、ドレンの排出能力を考えると、100~200ml毎に1分程度のインターバルを設けた方がいいですね。
使用量は合計で、500~1000mlくらいで十分でしょう。
で、実施。
ドレンから続々と出てきます。
過炭酸ナトリウム溶液による施工が完了したら、10分程度置きます。
その間、過炭酸ナトリウム溶液が発泡しながらエバポレーターからカビを剥がし取ってくれます。
その後、水道水によるすすぎ流しを行います。
すすぎ流しに使う水の量は、過炭酸ナトリウム溶液に使った量の1.5~2倍程度でよいと思います。
そんなこんなで、カビ撲滅完了。
カビさんたちは、この排水溝の中に。
細かく浮かんでいるのが、カビです。(汚くてすみません。)
排水溝にもともとあった水は汚れていたものの、この浮遊物的なものは見当たりませんでしたので、こいつらがカビであることに間違いないでしょう。
ちなみに、過炭酸ナトリウム溶液で剥がされたカビを生で見るとこんな感じです。(汚くてすみません。。其の二)
終わったら、エアコンフル稼働でエバポレーターをリフレッシュさせます。
マニュアルモードで最低温度・最高風量にて、10分程度エアコンをフル稼働させました。
というわけで、ざっくり1時間強の作業の結果ですが。こうすることで、ノズルが中でどちらを向いているか把握できます。
噴霧器のノズルは完全に締め、この噴霧状態にします。
この手順を間違えると、おそらく悲惨です。。
また、ドレンの排出能力を考えると、100~200ml毎に1分程度のインターバルを設けた方がいいですね。
使用量は合計で、500~1000mlくらいで十分でしょう。
ドレンから続々と出てきます。
過炭酸ナトリウム溶液による施工が完了したら、10分程度置きます。
その間、過炭酸ナトリウム溶液が発泡しながらエバポレーターからカビを剥がし取ってくれます。
その後、水道水によるすすぎ流しを行います。
すすぎ流しに使う水の量は、過炭酸ナトリウム溶液に使った量の1.5~2倍程度でよいと思います。
そんなこんなで、カビ撲滅完了。
カビさんたちは、この排水溝の中に。
細かく浮かんでいるのが、カビです。(汚くてすみません。)
排水溝にもともとあった水は汚れていたものの、この浮遊物的なものは見当たりませんでしたので、こいつらがカビであることに間違いないでしょう。
ちなみに、過炭酸ナトリウム溶液で剥がされたカビを生で見るとこんな感じです。(汚くてすみません。。其の二)
終わったら、エアコンフル稼働でエバポレーターをリフレッシュさせます。
マニュアルモードで最低温度・最高風量にて、10分程度エアコンをフル稼働させました。
臭いが取れたのはもちろん、エアコンの利きもよくなりました。
これ、お家のエアコンクリーニングの時も経験したのですが、よくよく考えると、熱交換すべきところ(車の場合エバポレーター)がカビに覆われていたら、熱交換に必要な表面積が減りますもんね。
そりゃ、効率落ちますわって話ですよ。
つまり、カーエアコンのエバポレーターのクリーニングは省エネにつながり、低燃費にも貢献してくれるということです。
そんなこんなで、大した作業でないのに臭いが取れてエアコンの利きもよくなって省燃費にも貢献する、エボパレーターのカビ取り。
今後は、最低でも2年に1回は実施していこうと思います。
んでは!
(真似される方は自己責任でお願いします。)
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