2週間ほど前のことですが、実家で子どもに農業体験をさせ、さあ帰るぞって時に、リア右側のウインドウガラスがちょっとずつしか動かなくなりました。
通常、ウインドウスイッチを強く押す or 押し続ければ窓ガラスは下がり切りますし、強く引く or 引き続ければ窓ガラスは上がりきるわけですが、どちらも1cm弱くらいずつしか動かなくなり。
これはもう、ウインドウレギュレーターの故障を疑うほかなく。
(E系時代で定番トラブルだったウインドウレギュレーターの故障、F系になってもあるんですね。)
というわけで、リア右用のウインドウレギュレーターを調達し、DIYで交換してみました。
交換のため調達したウインドウレギュレーターは社外品ですが、構造は単純ですので、耐久面は心配するほどではないと思います。
ごらんの通り、モーターは付いておりません。
というのも、前述の挙動からしてモーターは生きていると考え、ワイヤーの巻取り部か滑車部辺りに問題があるかなと踏んで、見切りでモーターなしのレギュレーター本体のみを調達した次第です。
というわけで、内張バラシから入ります。
(内張の外し方については、以下のリンクに譲ります。)
ドアロックアクチュエーターは内張をぶら下げたまま施工可能でしたが、今回は内張りを完全に外しますので、ウインドウスイッチのコネクタをあらかじめ外しておく必要があります。
内張から、コネクタやインナーハンドルの連結部を外した後の画像です。
コネクタはロックがかかっているので、その部分を精密ドライバー(マイナス)などでリリースして取ります。
以前も使いましたが、カッターよりもコーキングベラを使う方が、車体にも人間にも安全です。
続いて、窓ガラスをウインドウレギュレーターから外します。
リア右ドアはウインドウスイッチが外されているので、運転席から窓ガラスを下げます。だいたい、これくらいの位置にします。
続いて、ウインドウレギュレーターの摘出です。
窓ガラスを一番上に上げてからの作業となりますので、窓落ち防止のためテープで固定します。まずは、仮止め用のテープをこのように準備しておきます。
仮止めが終わったら、両サイドから挟み込むように本止めします。
取り付けに当たっては、巻取り部の出っ張りがモーターにはまるように取り付けます。
んでは!
ウインドウレギュレーターのモーターから、コネクタを外します。
ウインドウレギュレーター本体を外します。(六角ボルト10mm×3箇所)
摘出したウインドウレギュレーター本体から、モーターを外します。
この際、ウインドウレギュレーターのワイヤーの巻取り部(リールみたいな箇所)が外れないように注意します。
外れると、こうなってしまって(人力では)元に戻せません。
実は19日の日曜日に1回目の作業をしたのですが、その際、新しいウインドウレギュレーターの巻取り部を外してしまって、ダメにしたんですよね。
ほんと今思うとなんでそんなことしたのかな~って感じなのですが、どうやって動くのか確かめたくなって、巻取り部を押さえもせずに窓受け部を無理やり動かしたら、バーンッ!って感じでワイヤーが外れてしまいました。
モーターを仮付けするまで、巻取り部を押さえているインシュロックを外すべきではありませんでした。。
というわけで、実は今回既に2代目となるウインドウレギュレーターに、モーターをスワップします。
くどいようですが、取り付け時に巻取り部が外れると台無しになってしまうので、十分注意が必要な作業です。
モーター部を仮付けするまでインシュロックは外さないようにするのとともに、外す側についてもモーターを抜く前にビニタイ等で巻取り部が外れないようにしておくべきでしょう。
で、あとは逆の手順で復旧して、窓ガラス位置のメモリ情報をリセット(ウインドウスイッチで下げ切って10秒押し・上げ切って10秒押し)をすれば終わり・・・と書きたいところですが…。
実は、ウインドウレギュレーターを摘出した段階で、ワイヤーも巻取り部も滑車部も、すべて健全な状態であることに気が付き。。
試しにモーターを取り外してコネクタにつなぎ、ウインドウスイッチで操作してみると、、
モーター側の故障だったという(ToT)
というわけで、2代目のモーターを発注して、3回目となるウインドウレギュレーターの交換をすることとなりました。。
ちなみにモーター単体の新品は高かったのでリビルト品 (by eBay)を調達したのですが、ASSYしか見つからず、したがいましてウインドウレギュレーターは無駄に3代目ということに。。。
なんだかな~って感じですが。。
まあおかげで慣れたので、次回は1時間もあればサクッと交換できそうです。
副業解禁になったら、自動車修理業(F30専門)でもやろうかな笑
田舎で需要なさ過ぎて、あっという間に潰れそうですがww
んでは!
【追記@2020/08/16 15:15】
eBayで調達したウインドウレギュレーター一式(もちろん狙いはモーターのみ)がようやく届いたので、先ほど交換しました。
途中、調達したモーターを試運転してコネクタを元のモーターに戻したら、一時的に復活するなど謎の動きを見せましたが、それも束の間で結局不調の状態に戻ってしまったので、潔く調達したモーターに交換し、いまは完治しとります。
というわけで、再現させるのにテストしたりなんだかんだやってたら、作業時間1時間半、汗だくになりました。
気温32~33℃程度でしたのでまだ耐えられる範囲でしたが、夏の時期のDIYは無理しちゃダメですね。。
(そう考えると、整備工場やディーラーのサービスマンは大変ですね。。本当にお疲れ様です、と言わせて頂きたいです。)
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