2017-12-08

※追記あり※orzorzorz 子どもが車内で嘔吐しちゃってシートの消臭に四苦八苦(泣

【初稿@2017/12/2 16:54】
子どもを持つ家庭であればあるあるな、車酔いから嘔吐といった破壊的コンビネーション。
実は先週末に少し遠出した際、下の子(6歳)があまり体調がよくないところに上の子からもらったお菓子が好みじゃなかったらしく、やめておけばいいものを無理に食べてしまったことで乗り物酔いが生じ、前触れなく全出ししてくれました(泣

しかもそれが高速道路の走行真っ最中で嘔吐したブツをすぐに除去できる状況になく、少し走ってPAでようやくブツを除去し、そこから20~30分ほどしてようやく手に入れた除菌・消臭スプレーを大量に吹き付けたものの、その臭いたるやハンパなく・・・。
その日は予定を取りやめ、帰宅して除菌・消臭スプレーをシートにかけたものの、1週間近くたってもその臭いはなかなか取れず。。

ちなみに、そのとき使ったスプレーはこちらです。

除菌はそれなりにできたんだと思いますが、残念ながら消臭には至らず。
しかも、このスプレーの香料が混ざってしまい、かえって不快な臭いになってしまったという。。

といったわけで、今回思い切ってリアシートの座面を取り外して、あれこれ消臭方法を試してみました。
その結果、完璧ではないものの9割方は消臭できたと思うので、その方法でも書いてみようと思います。



まず、リアシートの外し方です。

リアシートが留まっているのは2箇所のみ、左右の座面の真ん中の前側になります。
黄色い丸のところで留まっていますので、指をかけて矢印の方向に引き上げると「ガコッ!」といって外れます。


続いて、シートを斜め前(斜め上)に引き上げながら、シートベルトのバックルを抜きます。
少しきついのが、真ん中用シートベルトの小型バックル(この画像向かって右側の黄色丸内にある黒いヤツ)。
これらをシートから抜いてやれば、座面は完全に取り外せます。


座面が留まっていた金具は、これです。
・・・それにしても、汚い(苦笑
もちろんこれらはすぐに片付け&掃除機をかけましたが、我が家ではめったに与えないガムが大量に落ちていたので、前オーナーのお子さんが落としたものもそれなりにあったようです。中古車を購入したら、リアシートの座面をはぐってその下を見てみた方がいいかもしれませんね~、臭いを放つものがあるかもしれませんし。
そのほか、トミカが1台(倅が無くしたもの)、100円玉が1枚といった収穫がありました(笑)


さて、ようやく嘔吐物をくらった座面の消臭に取り掛かります。

まず用意するのは、重曹と霧吹き(中身は水道水)です。
嘔吐物は酸性(胃酸)、重曹はアルカリ性で、その中和作用で臭いを消すことができるんだとか。


重曹をふりかけ、水を吹きかけます。
これで数日間置いておくとよいらしいのですが、そんなに待っていられません。


そこで思いついたのが、スチームの力を使ってしまおうという作戦。
スチームクリーナーってソファなどの布製品を消臭するに使われることが多いようですが、あれって水蒸気が繊維の中に入り込んで臭いの元を繊維から引き剥がして、水蒸気と一緒に空気中に逃がしてくれるということのようなので、それであれば重曹が混ざったスチームを使えば中和による消臭とスチームによる消臭の一挙両得が出来るような気がしました。
もちろんこんなことのためにわざわざスチームクリーナーなんて買うような男ではないので(笑)、ご覧の通りスチームアイロンで代用。
というわけで、生地(特にアルカンターラ)が傷まないように、当て布をしてからやります。


スチームモード&温度強で、水蒸気をガンガン繊維内に送り込みます。
約1時間かけて500mlペットボトルを1本半ほど使い、重曹withスチームな消臭を行いましたが、スチームで上がってくる臭いのくさいことったら。。(苦笑
嘔吐物と除菌・消臭スプレーの混ざった臭いが何とも不快だったのですが、それだけ臭いを繊維から引き剥がすことに成功した証左とも言えるでしょう。

終わったら、シートの表面に残った重曹を掃除機を使って取り除きます。
その後、表面が乾いてくると、染み込んだ重曹が表面に白く浮かび上がってくるので水拭きして取り除きます。
が、これが意外にしつこいので、乾いては水拭きを何度も繰り返します。

【初稿@2017/12/8 17:03】
時間をおいたらまた重曹の跡が浮かび上がってきていたので、少し熱め(40~50℃くらい)のお湯で緩く絞った雑巾で、上からギュッギュッと中の汚れを揉み出すことを繰り返してようやく重曹を除去できました。
その際、かなりお湯が汚れたので、おそらくソファ内部の汚れを落とすこともできたと思います。
おかげで、臭いもさらに減らすことができました♪
重曹スチームをやったら、臭いと汚れが繊維から剥がれやすい内にこれをやると効果が高そうです。

白い跡が出なくなったら、一晩しっかり乾かします。
私の場合、蓄熱暖房機の直上に洗った箇所をセットし、除湿器かけっ放しで一晩放置しました。

で、翌朝になりまして。
しっかり乾かしたら、シート自体の臭いは9割方消えました。
この「9割」の意味ですが、私にはこの臭いがまったくわからなかったものの、妻の鼻にはまだ臭いが分かったようです。とは言っても、当初よりはるかに臭いが減ったと申しておりましたので、その辺を適当に勘案して「9割方消えた」とした次第です。


で、リアシートの復旧作業になります。
これが簡単なようで、そうでもなかったんですよね。

まず、取り外す時もきつかった真ん中シート用の小さいバックルが、なかなか出せませんでした。
なので、シートベルトの金具をシートの穴から通して、バックルに差し込んで引き出しながら、この穴を通しました。
これだけで10分はかかっています(苦笑


もう一つきつかったのが、リアシート右側(RHD運転席の後部)のシートベルトのバックル。
というのも、ご覧の通り真ん中用のバックルも同じ穴を通しており、それとの兼ね合いでなかなか右席用のバックルが通りませんでした。
しかも、このシートベルトの金具はバックルを通す穴よりも大きいため、先ほどのやり方は通用しません。
なので、パネル剥がしを使って何とかバックルを金具が差せるところまで出し、その後、金具を差し込んでからグッと引き上げたら上手くいきました。

左席用のバックルはここまで手間はかかりませんでしたが、後部座席の限られたスペースでシートの下に手を入れて手探りで穴からバックルを出すといった、決して作業性がいいとは言えない作業でしたので、それなりに大変でした。


最後、はめるのは簡単です。
車体から出っ張ったこの金具と、
(画像汚くてすみません・・・m(_ _)m)

シート裏面にある差込口が合ったら、上からグッと押してやると「ガコッ!」っといってハマります。


これで一応、臭いの最大の元となっていたリアシート座面の消臭が終わりました。

・・・が。
やはり、一度は車内中に充満したあの強烈な臭いはそう簡単に取れるわけもなく、元を絶っても車内に少し臭いが残ってしまっているようです。
(ここでもやはり、私には感じないけど妻にはわかるパターン。)

そこで、こちらを試してみました。

しかし、残念ながら効果はまったくなく・・・。
臭いが自然に消えていく(時が解決してくれる)のを待つしかなさそうです。


その一方で、嘔吐物まみれになった子どもの服のシミは、これを使ってみたらあっさり消えました。

臭いもこれで消せればいいのに。
な~んて。

まあ、どうしようもなく不快なほど臭うわけではないようなので、臭いが自然に消えていく(時が解決してくれる)のを待ちます。


【追記@すぐ後】
そういえば、ネコ部屋(兼 クローゼット 兼 書斎 兼 エアロバイク部屋 ←いくつ兼ねてんだw)の消臭に威力抜群なこれがあったなと思いだしました。

ネコ部屋(兼 …以下略)には、最大級のドでか無香空間を置いているんですが、おし●こもう●ちもエサの臭いも、まったく残らず、まさに「ニオイ喰い」な働きをしてくれているんですよね。

車用に買ったこの特大タイプは2.5~5ヶ月持つとのことなので、その間に今回の臭いが喰われることを狙って買ってみました。
そんな無香空間の効果もネタにできたら、追々してみますね。


んでは!





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