特に、速度を上げていくにつれロードノイズに埋もれる中高音域が、なんとももったいないというかなんというか。
そんなわけで、早速交換しましたのでネタにします。
まずは、材料からざざっとご紹介。
これから交換される方は、ぜひこちらからご購入を(笑)
その他、ホームセンターでは以下のものを揃えました。
- MDF板 厚12mm×300mm×300mm・・・1枚
- 適当な水性塗料と水性ニス・・・バッフルボード塗れる量
- タッピングビス 皿頭 5mm×30mm・・・12本
- ワッシャー 5mm用・・・28枚
- スプリングワッシャー 5mm用・・・20枚
必要な工具類は、以下のものです。
- ジグソー
- 電動ドリル
- 下穴用の錐
- バッフルボード取付穴用の木工錐(6~7.5mm)
交換作業の前に、こちらを確認しておくとよいでしょう。
(※ クリックで拡大図が見れます。)
スピーカーの配線図。各ドアで色分けしてありますが、共通しているのは『赤ストライプがプラス、黒ストライプがマイナス』ということ。
間違えても逆位相になるだけですが、合っていればいいのは言うまでもなく。
バッフルボードも、事前に作っておくべきですね。
MDF板を木工錐とジグソーで加工して、水性塗料で仕上げたもの。
水性塗料の塗りっぷりがあまりにも雑でお見苦しいところですが、目止めの役目さえ果たしてくれればそれで良しということでご勘弁くださいw
そんなこんなで、交換作業に移ります。水性塗料の塗りっぷりがあまりにも雑でお見苦しいところですが、目止めの役目さえ果たしてくれればそれで良しということでご勘弁くださいw
とは言っても、一番難儀なのはドアパネル(内張り)を外すこと。
その後は、正直書くほどのことはなく(苦笑)
とは言っても、書かないのもいかがなものかな感じなので、ちゃんと書きますw
純正ドアスピーカーのT20トルクス×3箇所を外し、バツッと切ったスピーカー配線に端子をかしめてセットします。
バッフルボードとドアの間の異音防止のため、ニトムズのソフトテープをドア側に貼り付けます。
各種タッピングとワッシャーは、こんな感じで付けてみました。
金具類の使い分けは以下の通りです。
- スピーカーをバッフルボードに取り付け
- 隙間用スペーサー@スピーカーのネジ取付け面とバッフルボード間の浮き・・・ワッシャー×2枚(内1枚はTS-F1040付属品)
- 留め付け・・・TS-F1040付属品の5mmタッピング+スプリングワッシャー
- バッフルボードをドアに取り付け
- 広めのワッシャーにスプリングワッシャーをかませて、5mm×30mmのタッピングで留め付け
ちなみに、ちょっとしたこだわりがこちら。
ぎりぎりバッフルボードから頭が出そうな長さのスピーカー用タッピングを短くするのと、バッフルボードの取付時にタッピングでドア本体を傷つけてしまわないようにするための措置で、どちらのタッピングビスにも施しました。
あとはまあ、適当にデッドニングもどきをします。
デッドニングは諸説ありますが、それなりに効果はあると思います。
しかし、個人的にはスピーカー裏のスポンジ貼りは雨水がたまって不衛生&サビの発生源になりそうですし、サービスホールを鉛シート等で塞いでしまうのはドアロックアクチュエーターがウィークポイントのF30/F31においてやるべきでない、と考えています。
また、制振材も必要以上に貼ると重量増につながってしまい、過ぎたるは猶及ばざるが如し的なそれかと。
ですので、これくらいライトな感じが丁度いいのかな~ってのが、私の考えです。
そんなこんなで、あっけなくスピーカー交換完了。
冒頭も書きましたが作業自体は至って簡単、内張剥がしが最大の難関という(笑)
まあそれでも、相応の時間はかかりましたけどね。
で、外したスピーカー(4箇所)ですが、その内2つがこんな風になってしまっていました。。
ひとつは留付け箇所が破損、もう一つはコーンのエッジ部分に破れ。。
留付け箇所の破損はおそらく取付時のオーバートルクとその後の経年劣化の合わせ技一本かなと思いますが、コーンエッジ部分の割れはいつなったんでしょうか??
まったく身に覚えがないんですよね~、ドアロックアクチュエーター交換やその前の下見時に、ここまでずれるほど強引にドアパネルを取り付けた覚えはないですし。
まあ、何はともあれこのような状態になっていたのを、(意図せずとも)直せたのは良かったです。
そして、carrozzeria TS-F1040 に換装した感想ですが。
月並みな表現ですが、中高音域が本当にクリアになりました。
交換してすぐに気付いたのが、ゴング音やPDC音がやたらうるさく聞こえること。
これ、中高音域がクリアになった何よりの証左とも言える事象かと。
でもまあ、音楽よりも先にこれで実感するとは、何ともな感じですが(笑)
そのため、ゴング音とPDC音はデフォルト値より3段階下げて、ようやくちょうどいいくらいになりました。
そして、音楽の方ですが。
まあエイジングはこれからですし、それによっても変わると思いますが、鈍感な私でもすぐに音質がよくなったと分かったことは確かです。
なんせ、走行中にこれまで聞き取れなかった歌詞がよく聞き取れるようになりましたので。
これなら、車中でTOEICのシャドーイングもできそうだなってマジで思いました(やりませんがw)
ただやはりよく言われているように、中高音域がクリアになる分シャリシャリ音が目立ってしまう感じはありました。
ですので、ヘッドの方で低音を3段階ほど上げて大体ちょうどいいかなって感じにしときました。
これも、エイジングによって変わってくると思いますので、様子を見ながら調整したいと思います。
それにしても、今回のカスタムはDIY@マイF30dM史上、もっとも満足度が高いかもです。
なんせ、これだけ明確に音がよくなっていながら、かかったお金は2万円弱(4箇所分の総額)でしたので。
しかも、Amazon Mastercard クラシック の入会特典9000ポイントの利用で、キャッシュアウトは数千円程度に過ぎませんでしたし。
そんなこんなで、とても満足感の高かったDIY&パーツレビューのネタでした。
んでは!
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