2015-02-22

たぶんこうなっていくと思う自動運転機能~クラウドマップとのデータリンク@ボルボ~

そんな感じの事を、Volvoが開発中のようです。
レーダー・カメラ・レーザースキャナ・超音波センサー等が搭載されているボルボの自動運転機能ですが。
中でも「おっ!」と思ったのが、GPSとリンクしたクラウドを活用する点です。





実際のリアルな交通の中で自動運転を確立させるには、車両側の装置の性能・精度の向上だけでなく、クラウドとビッグデータの活用が欠かせないと思います。
以前も書きましたが、各車両がもつ様々な走行データをクラウドで収集し、それをビッグデータとしてシェアすることによって、より安全な自動運転につながるわけです。

で、よくよく考えればこのクラウド技術は別のことにも利用できるわけで。
それが、リアルタイムに交通情報とリンクさせ、自動運転の適・不適の判断材料とするってことなわけで。

ボルボが開発しているこれは、クラウドベースの3DデジタルマップとGPSを搭載し、リアルタイムにローカル交通情報センターと位置関係がリンクされ、その先の状況から自動運転が向かないと判断された場合には、自動運転をやめるように促すようになっているとのこと。
これはいいシステムだと思います。



しっかし、この手の技術の進歩っぷりがハンパないですね、最近。
一説によればこの先最もホットな産業の一つともされている「自動運転化」市場ですが、クラウドやビッグデータの活用の仕方がモノを言うのは間違いなく。

GoogleやAppleが車両の開発までしているとかいないとかいうのも、それだけの魅力がある市場と自分達が持つ技術やデータを活かせるという裏返しのようにも思えるわけです。


まあでもこの手のことに対して、あ~だこ~だ言う方が多いのも事実なのでしょうが。
そんな方への反論は、以前書いた通りですけどね。

それ以上に問題なのが法整備。
クラウドでビッグデータを収集となると道路交通関連の法規にとどまらず、個人情報関連やプライバシー権(by 憲法)まで関係してくるでしょうから。

とまあ課題はそれなりにあるものの、安全への寄与度や市場の大きさを考えると、今後ますます重要になっていくのは間違いないでしょう。
問題は日本がリードできるかですが、そこはまぁ(略


んでは!





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