2017-02-20

【F30dMカスタム】レーダー探知機用の台座をアルミ板でつくってみた

F3*系の悩みどころ、レーダー探知機の取り付け位置。
先般DIYで取り付けた際、ダッシュボードに両面テープを貼る前に貼るテープを施し、その上からブチル系の両面テープを貼り、しばらく大丈夫だったのですが。
徐々にお辞儀をしはじめ、最後は「もうこれで堪忍してください」と言わんばかりの土下座状態にw

そんなこんなでセオリー通りステーを使おうと思い、ホームセンターを探しても中々いい感じのサイズがなく。
仕方ないので、アルミ板を自分で加工して作ってみました。

(出展:みんカラ諸先輩方のあれこれ)


まず、ダッシュボード直付けの何が問題か説明しておきましょう。
こちら、先述の土下座から解放し、粘着シートに張り替えて付け直してあげた後の図です。
ご覧の通りあちらこちらにうねりがあり、レーダー探知機が取り付け可能な場所で平面になっているところがないんですよね。
この写真でも後ろ側が浮いており、走る度に倒れたり、結構な不安定っぷりでした。

これを解消するには、ステーを用いるかエポキシパテで台座自体を作ってしまうかのどちらかなんですが。
あいにく今は冬、エポキシパテを施すには温度条件的に厳しいわけでして。
そんなこんなでステーを用いる方法をまずはやってみて、芳しくないなら暖かくなってからエポキシパテをやり直してもいいかなってところで、まずはステー方式をやることにしました。

なお、ステー方式も実は2種類あって、一つは私がやったようなダッシュボードとAピラーの付け根を利用するやり方、もう一つは運転席窓側エアコン吹き出し口の上部に仕込むやり方となります。
私は前者の方が位置的に好みなので、そちらのやり方にしました。

で、用意したものは以下のとおりです。

では、行ってみましょう♪

まずは、適当な型紙で型を取ります。
実際に、Aピラーの根元に挿し込んで折り曲げ、どの位置で曲げを取るか確認しておきます。
この時、後々のスポンジゴムを貼り付ける部分を把握するため、どの部分がダッシュボードから浮いているか型紙に書き写しておきます。


アルミ板の切断寸法は、長さ100mm×幅40~50mmとしました。
斜めにしたのは、Aピラーとダッシュボードの隙間に差し込む方を太くすることで振動を抑えられるかなと思ったからです。
まあ、見た目をちょっといい感じにしたかったと言えば、それまでなんですがw


切断はカッターが向いています。
マジックでアルミ板の表裏両面に型の線を書き込んでおき、それを表裏両面からカッターで各2回ほど傷(ケガキ)を入れます。
ケガキが終わったら、表裏交互に徐々に曲げていき、破断に至らせます。(…いっぺんに曲げると曲げ癖が付いてしまいますので注意!)


破断させたアルミ板の切り口を、鉄工やすりできれいにします。


型紙で取った折り曲げ箇所を、アルミ板に書き写します。


内側をカッターで軽くケガキます。
あまり強くケガキを入れると、破断を誘発しかねないので要注意です。


階段の踏み板やテーブルの縁を使って、こんな感じで折り曲げます。


角が出てると内装に傷をつけてしまうので、適当に面取りします。
これは、金ばさみである程度の形にしてから金ヤスリで仕上げたら、いい感じにできました♪


Aピラー根元に差し込むところは、固定性を上げるためと防音・防振のため、tesaテープを巻きました。
レーダー探知機のOBDⅡ配線もAピラーの根元に忍ばせてあるので、その保護も兼ねています。


型紙を当てた際にダッシュボードと隙間が多かったところに、厚さ5mmスポンジゴムを貼ります。
なお、画像は1箇所しか貼っていませんが、このあと先端部にもう一枚厚さ3mmのスポンジゴムを追加しました。


で、取り付けてみました。
Aピラーの根元に差し込むだけなので、とっても簡単です♪
フロントガラスとの位置関係から窓ガラスのベントに少しかかってしまいましたが、まあいいでしょう。


横から見たのがこちら。
この後走ってみましたが、振動もなくしっかりと固定されていました。


外から見たのがこちら。
このアルミむき出しもそれはそれでカッコいいのですが、フロントガラスの映り込みが激しいので、追々カーボンシートでも貼る予定です。


といったところの、今さら感たっぷりのDIYですが。
エポキシパテまでやるのは面倒なので、これで終わりにできるよう問題が出ないことを祈るばかりです。


んでは!