賛否両論はあるようですが、個人的には「駆け抜ける歓び」を現代及びその先に適合させた結果かなと思っています。
その延長線と言いますか、ここ最近、BMWのAWD(全輪駆動)システムである『xDrive』のラインナップが充実してきていますね。
BMW自体もそれを推しているようで、YouTubeの公式チャンネルでそんな再生リストが作られていました。
AWD(全輪駆動)になると、RWD(後輪駆動)ならではのハンドリングの楽しさが減るなんて声も聞かれますが。
個人的には、BMW xDriveはそれほどでもないんじゃないかな~って思います。
というのは、以前4GCを試乗した際、その試乗車はxDriveだったのですが。
コーナリングを少し速度高めで突っ込んだ時に感じた感覚を今でも覚えているのですが、RWD(後輪駆動)であるマイF30dM(F30前期320dMスポ)のコーナリングの感覚と差がなかったよな~って感じているからです。
まあ厳密には違ったり、限界域に近づくとその印象は変わるのかもしれませんけど、少なからず普段使いの中ではそれほど変わらないんじゃないかな?って思っています。
ちなみにBMW xDrive も、ここ最近のAWD方式でもはや標準となったトルクオンデマンド方式なわけですが。
これ、デフォルトの前後トルク配分が40:60ながらも、その可変域は50:50~0:100と、後輪駆動コンセプトをしっかり継承した形になっています。
そんなわけで、xDriveと言えども雪道でドリフトまで出来ちゃったりします。
たしかこのA5のquattroは前後トルク配分が60:40~20:80となっていて前輪へのトルクがかかり続けますが、BMW xDrive は先述の通り前後トルク配分が50:50~0:100とかなり後輪駆動寄りなので、その違いなのかな~って考えています。
そんなこんなで、ますます今後xDriveのラインナップ充実が見込まれるわけですが。
私としては、やはりxDrive×クリーンディーゼルに乗りたいですね。
クリーンディーゼルとAWD(全輪駆動)って相性がいいんですよね。
トルクが必要で燃費も喰いやすいAWDに対して、トルクフルで燃費が良いクリーンディーゼルですから。
この記事の動画のように本国が世界に対してxDriveを推しているわけですから、今後は日本でもxDriveが充実していくと考えていますが、その一環でxDrive×クリーンディーゼルも充実していくのではないでしょうか。
BMWジャパンもシェアを伸ばすとしたら伸びしろの大きい雪国でしょうし、アウディの価格がどんどん高くなっている昨今(特にクワトロ)、流出した顧客を捕まえるのに丁度いいでしょうし。
そんなわけで、xDrive×クリーンディーゼルの日本国内モデル充実を願っている私。
そうなったら、もうBMW沼から抜け出せないかも。
まあ、望むところということで(笑)
んでは!