2022-05-01

【MINI_F54D】傷物なサイドステップとジャッキアップポイントをDIYで交換してみた

納車時から付いていた、これらの傷。。

前オーナーが縁石か何かに派手に乗り上げたのでしょう。

納車時はこのままでもいいかななんて妻と話していたのですが、やっぱり気になるよね~ってことになり。
DIY情報がないか、くまなく探したものの見つからず。

ただ、REAL OEMを見てみたら、何となくできそうな気がしてきたので、ヤフオクでリビルト品を調達してやってみました。

先例がない場合の作業で大切なのは、事前のイメージ。
REAL OEMのイメージに加え、交換する物でクリップなどのイメージを頭に叩き込みます。
十分イメージができたら、作業開始です。


まず、アンダーカバーのねじを緩め、サイドステップ下のブレースを取り外します。

というのも、このブレースの裏側にリベットが潜んでいるのですが、ブレースを一旦外してアンダーカバーをめくらないと、そのリベットへのアクセスがほぼ無理だからです。
こいつですね。
サイドステップ側を完全に外し、リア側を緩めてブレースを避けます。

ちなみにブレースのトルクは、おそらく170Nmだと思います。(手持ちのトルクレンチで測ってみました。)
潜っての作業かつ高めのトルクなので、ナットをなめないよう十分注意します。(最後やらかしましたが。。)


サイドシルの下でも留まっているので、パネル剥がし等で取っていきます。
フロントは3箇所(前後と真ん中)、リアは2箇所(前後)です。
ご覧の通り留め具が取り残されるので、リムーバーなどで優しく取ります。(ペンチ等で無理やりだと留め具が壊れる可能性があります。)


後は下側にある、目に見えるリベットを取り、外側に引けば外れます。
クリップがかなり脆く、外すと割れまくるので新品を用意しておいた方が無難ですが、サイド側のクリップはなくても強度的に影響があまりなさそうなので、割り切ってもいいかもしれません。(私は後者です。というかこんなにクリップがことごとくダメになるとは思わず。。)

ちなみに、サイドステップの留め付け部もかなり脆いので、もし何らかの理由で取り外したサイドステップを再取付けしたい場合には相当慎重に外す必要があります。


続いての難関は、サイドシルの移植。
このサイドシルがなかなかたちが悪くて、薄いアルミプレートが強力な両面テープで張り付けられています。
これってある意味最悪のコンボで、取れにくい・傷つけやすい・曲がりやすいの3拍子が揃っておりますww


試行錯誤の結果、これで取りました。
両面テープをきれいに取るのは諦めて、コーキングヘラで分断する作戦。
カッターの刃よりかはプレートを傷つけにくい上に強度面でも丈夫なので、ぐりぐりいけます。


取った後は、ブチルクリーナーで地道に両面テープを剥いでいきます。。
(これすっごい面倒です。。手は汚れるし捗らないしで、なかなかにストレスフルな作業でした。。。)


これで取り外しは完了。

後は外したクリップを、これまでと逆の手順で取り付けていくだけです。
ただ、個体差なのかリビルト品が歪んでいるのか分かりませんが、なかなかきれいにはまらずに苦労しました。。
最終的には、留め付け部のところで若干波を売ったり少し白っぽくなったりしましたが、さほど目立たないので気にしないことにしますw


全部取り付けたら、サイドシルを両面テープ(外装用)で戻します。

あとはアンダーカバーとブレースを戻して完了…のはずが。。
やっちまいましたorz
まあ、150Nmくらいは締まっていそうなのと、その後に走ってみても違和感を感じなかったので、とりあえず様子見にします。



続いては、ジャッキアップポイントの交換です。

こちらは簡単です。
マイナスドライバーをわきから一刺し。


取り外す=破壊ですw


そんなわけで、傷物ではなくなり、きれいになりました!(近くで見ると若干微妙なところはありますが…)


(まずいらっしゃらないとは思いますが)真似される方は自己責任でお願いしますね。

んでは!





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