2018-12-13

新型BMW3シリーズ(G20)、評判が芳しくない? ~AutoBildのネット調査にて~

ワールドプレミアされ、WEB上では(海外の)価格情報やら試乗レビューやらが出始めている新型BMW3シリーズ(G20)。
残念ながら、AutoBild のネット調査での結果が芳しくないようです。



この記事でのネット調査によると、
おや?

翻訳にかけてみると、
”新しいBMW 3シリーズはあなたの好みを満たしていますか?”
との質問に対し、
YESが1135票、NOが1292票です。(2018/12/14 11:00現在)

過半数がNOだなんて。。

ここからは推測になりますが、まだ試乗されていない一般の方の投票であることに鑑みると、以下の点が(現時点では)マイナスポイントと思われます。
  • デザイン
  • 大きさ

デザインに関しては好みの問題が大きいので何とも言えませんが、個人的にもちょっとやりすぎてる感があるように思います。
全体的にはカッコいいのですが、ディテールでえぐい部分が日を追うごとに気になるというか。
もっとシンプルでよかったと思うんですけどね~、フロントもリアも。

大きさに関しては、巨大化したと言われていたF30との比でさえ、長さで10cm・幅で1.6cm大きくなっていますので、そこがやはりマイナスなんでしょうね。
以前もそんなことを書きましたが、やはりここは3シリーズにとってはマイナスポイントと世界でも評価されてしまったのでしょう。
巨大化するライバル勢に付き合わずに、長さ4600mm程度・幅1800mm以下の小ぶりなFRセダン/ワゴンというニッチな存在であり続けてもよかったのにな~って思うのが素直なところ。


もっとも、装備関係はさすがに最新こそ最善なので、そこは買いポイントとして大きいのかもしれません。
上の記事によれば、最新の3眼カメラを備えているようですし。
ちなみにこの3眼カメラは8シリーズから採用された最新型で、短中長距離のぞれぞれを個別のカメラが受け持つことで、より高い精度の先進運転支援が可能になるものだそうです。(3眼カメラの詳細はこちらから ※一部有料です)
しかも、高価格ゆえ普及モデルでの展開はまだ先と言われていたのが、Dセグの3シリーズに積んできたのは驚きです。

とは言え、BMW 3シリーズの難しいところは「それだけではダメ」ということなんですよね。
既存の3シリーズファンは走りとコンパクトさとコンサバなデザインを求めますが、ライバル勢から顧客を奪うには装備の充実さと快適さも備えなければならず、それらはボディを巨大化する方向となりますし、デザイン的な斬新さも求められます。

このような二律背反の狭間の中で出すモデルですから、相当に練りに練って市場に出したはずなのでしょうが。。
残念ながら、現時点での評価は芳しくない模様です。

あとはまあ、実車が出回ってからの評価に委ねられるのかなとも思いますが。
実車を見たり走らせてみて、これらの評価が変わる可能性は多分にあるので。

私も早く、この目とこの身体で試してみたいです。


んでは!





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