2015-05-10

【暫定版】オイル過消費対策 自前で治す最後(?)の悪あがき ~もしかしたらオイルリング詰りではないかと疑ってみる~

別の記事でコメントいただいた方の情報ですが。

同じCDNエンジンで、私と同様にRECS施工後にオイル過消費が激しすぎる状態(200km/L)になったところ、シリンダー内にある荒療治をして改善されたとのこと。

実は、私も最近オイルリングの詰りが原因ではないのか?って疑っていたところでした。。




約1年前に施工したRECSの後から徐々にオイル消費率が上がっていった点からすると、コメントいただいた方と同じように、RECSによってインテークバルブの笠から剥がされたカーボン・スラッジがオイルリングに付着した(詰まった)可能性が高い気がします。

現に、オイル粘度は今までで一番固いのに、一番消費が多いですからね。
最近の私のA4avのオイル燃費は200~300km/Lですからね、遠出できませんのですorz

それでありながら、アイドリング時の静けさやトルク感といったエンジンフィーリングは絶好調、ガソリン燃費はこれまでより若干良いという怪奇現象(笑)

なので、疑うべきところは圧縮に関係なくオイルを掻き出す役目を担うオイルリング、ここに他ならないと思っているわけで。


(出典:http://www.1techicon.com/yougo/archives/000128.html
海外のブログから見つけた、オイル過消費状態のA4 2.0TFSIエンジンのピストン実物。
欧米でも問題となっていて、アメリカでは集団訴訟もあったようです(和解したようですが)。

まあ、シリンダー壁に付いていたスラッジがRECSフューエル1で落ちて、せっかく付いていたアタリがなくなった要素もあるのかもしれませんが。。

それにしても、徐々に徐々にオイル消費が激しくなっていった感があるので、インテークバルブ笠のカーボンがちょいちょい落ち続けて目詰まりしたと考えた方が、合点がいく気がしています。
シリンダー壁内の汚れ落としは、RECSの前後に立て続けたフューエル1も含めて、かなり速攻でキレイになったように思いますし。
また、RECS後にあったマフラーからの大量の煤(リアバンパー&ハッチがあっという間に真っ黒になる)は冬までが酷くて最近落ち着いたので、インテークバルブのカーボンが徐々に落ちていっていたのでは?と思ったわけです。


そんなこんなで、原因は何となく分かったのですが。
問題は、その対処方法。

コメントいただいた方のやり方はざっくりと、プラグホールからシリンダー内にエンジンコンディショナーを直接ぶち込んで、クランクを手で回してピストン周辺にも馴染ませ、漬け置き後に液体となったエンジンコンディショナーを注射器(工具系)等で吸い取るというもの。
これであれば、ピストンリング周りのカーボンを剥ぎ取れますね。

理にかなっているやり方ですが、ウォーターハンマーやドライスタートのリスクが(汗)
私も何となくやれそうな気もしているのですが、なんせそこまでの勇気がなく。。

そんなビビリな私ですから、それに代わる何かをやって、いくらか緩和されればいいなと思っているわけで。


で、リスクを背負わずにやることと言えば。。
オイルラインの洗浄に効果のある、ケミカル系ですね。
エンジンコンディショナー直入よりは、期間と費用がかかりますけど。

ちなみに、フューエル1WAKO'S RECS、EPOCHカーボンクリーンでは、このリング関係のところまで攻め切れないんですよ。
せいぜい、その上の燃焼室内で効果がとどまってしまいます。
なので、オイルラインであることを利用して、オイル添加剤で地道に対処しようと考えてみました。

そんなこんなで選んだのが、この二つ。

これを、以下の要領でやってみたいと思います。
  1. 今のオイル(Castrol EDGE RS 10w-50)を補充する際にリングイーズを投入し、500~1,000km程度走行。
  2. リングイーズ入り0w-40くらいのエンジンオイルに交換(フィルターとも)し、3,500~4,000km程度走行。オイル補充時は、適宜リングイーズを混ぜて所定の割合になるようにする。
  3. 素の0w-40くらいのエンジンオイルに交換(フィルターとも)して5,000km程度走行し、その後のオイル交換時にエンジンシャンプーを行う。
  4. 《治ったら》 夏はCastrol EDGE RS 10w-50を使用して排出時にエンジンシャンプーを行い、冬は0w-40くらいのエンジンオイル+リングイーズを使用する。

ほぼ1年がかりでやるプロジェクトになります。
効果、ありますかね~?
別に2,000km以上/Lなんて言わないので、せめて1,000km/L程度には回復して欲しいです。

仮に効果がなくても、その他のオイルラインもきれいになるっぽいので、それはそれかなといった点もありますけど。。



ちなみに対策ピストンは、径がデフォルトのものよりも大きいらしいですよ。
ってことはやっぱり、デフォルトのピストンクリアランスは、オイル消費な観点からすると過大なわけで。
フリクションは低減されるんでしょうけど。
根本的に治すなら、やっぱピストンを対策品に交換(コンロッド等含むASSY交換)なんでしょうね。

まあ、私のA4avはもうじき10万kmになるので、ピストン交換してエンジンを新品同様にするってのも選択肢としてなくはないわけで。
購入当時、相場と比べて100万円近く安く買っているので、ここで80万円(対策ピストン材工一式の概算費用)かけても、それはそれかな~って思ってみたり。
まあ、来年くらいにならないと工面できませんけどね。

とまあ、大枚叩く前に最後の悪あがきをしてみるわけです。

あ、オイル添加剤でダメなら一か八かのエンジンコンディショナー直入をやるかもしれないので、それが本当の最後の悪あがきかw
その際、万が一やらかしても、対策ピストンと一緒にコンロッドも換えますから~(シリンダー壁は傷つかないよう祈るのみw)

まずはリングイーズに賭けてみたいと思います~(エンジンシャンプーはオマケ程度)。
また適当に経過報告しますね~。


んでは!





2 件のコメント :

  1. アウディA5でオイル過消費対策を検索してましたらこの記事にたどり着きました!
    リングイーズの効果いかがでしたか?
    改善されたら自分も試してみたいです!

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    1. コメントありがとうございます。
      残念ながら、焼け石に水程度の効果しかありませんでした。というか、直すには小手先ではなく、ピストン交換しかないと思います。
      詳しくは、カテゴリ(ラベル)の「オイル減り」の、より新しい記事を見ていただければと思います。(カテゴリ(ラベル)「オイル減り」は、コメント欄のすぐ上にあります。)

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