Pages


2023-08-13

【マイF30dM】愛車補修集中月間① ~スプリッター@カーボンパーツの割れ補修CFRP成型編~

昨年の大雪の際、あまりにも狭くなった道でやむを得ず…というよりかは面倒くさがって、雪の壁に左フロントコーナーを当てたのですが。
思ったよりも雪の壁が固く、ウェットカーボンなスプリッターが破損してしまっていました。。
(ついでに言えばバンパーにも擦り傷があり、適当にタッチアップしたら酷いことにもなっています。。。)

スプリッターについては中のカーボン素地が一部むき出しになっており、放っておくと臼井等の侵入で取り返しのつかないことになるので、ポリエステル樹脂(インパラ樹脂)で補修してみました。
もちろんDIYですが、実は人生初のFRP成型だったりします。
そして、普通はパーツを外してやるのがセオリーだとは思いますが、これまた面倒くさがって付けたままやることにw

そんな、ずぼらな男のカーボンパーツ補修記録です。


まずは、割れたところをデザインナイフで削りつつ剥ぎ取っていきます。

段差部分をサンドペーパーがけします。(600~800番くらいを使いました。もちろん、水を少しつけて。)

こんな感じで下準備完了。

ひび割れ部分もV字カットして、ポリエステル樹脂(インパラ樹脂)を乗せやすくしました。

硬化剤の配合は1~2%でしたので、少し早めに固まる1.5%でじゃんじゃんやってみました。
カップとブラシは使い捨てなので、ホームセンターや100均などの安いやつで揃えました。


シリコンオフして、まずはひと塗り。

どうせ後で削るので、重ね塗りで遠慮なく厚くしていきます。

デロデロになってきていますw

もはや鍾乳洞w
一日目はここで終了。


翌日、FRP用サンダーでちょっと成形します。

・・・不安でしかないw
とりあえずサンドペーパー(240~600番くらい)で刃の跡を無くし、ポリエステル樹脂(インパラ樹脂)を塗って乾かして、サンドペーパー(600番くらい)をかけて形を徐々に整えてきます。


サンドペーパーをかけるときは、このように当て木(当てスポンジ)を使います。
当て木(当てスポンジ)を使ってサンドペーパーを直線的にかけることで、平滑に仕上がります。
Rが付いているところは角度をこまめに変えながらやったら、きちんとできました。
もちろん水研ぎでやっていますが、この水研ぎは精神衛生上もよい効果があって、水をかけるときれいなカーボン柄が浮かび上がるので、仕上がりのイメージが沸いてモチベーションが上がります。


とりあえずここまで来ました。

まだ凸凹があるので、そこに重点的にポリエステル樹脂(インパラ樹脂)を乗せていきます。

サンドペーパー(600番)で成型しつつ、後に控えるウレタンクリア塗装の足付けをします。
まだちょっと甘い部分がありますが、さらにポリエステル樹脂(インパラ樹脂)を少し載せたり微調整して、最終的には平滑な状態での足付けが完了しました。


・・・と思いきや。
見落としがあった!!

とは言っても見えない部分ですし、最終的にウレタンクリアで仕上げるので、とりあえず目止めになればいいということで、これで誤魔化すことに。

ラッカー成分が少し飛んで濃い目のどろどろになったクリアラッカー(BMW純正タッチペン付属品)が、目止めにちょうどよさそうです。

繰り返しになりますが、ウレタンクリアをこの上から塗布するので、その下地としての目止めということで、この程度で十分ということに。(←言い聞かせているw)
この後もう少し重ね塗りし、翌日にサンドペーパー(600番)で均しつつ足付けしました。


ひとまず、二日間でFRPの成型は完了。
お次は後編、ウレタンクリア塗装編です。(こちらからどうぞ♪)

んでは!





0 件のコメント :

コメントを投稿