Pages


2016-10-17

【乗換実録①】マイ乗り換え手続きフロー ~借り換え+購入資金を銀行系マイカーローンにて、車買取店との交渉と同時並行で~

というわけで、ようやく書く気になった乗り換え実録シリーズ。
まずは全体像を把握ってことで、どんな条件でどういったフローになるかという総論的な話でもしときましょう。



前提条件としては、以下の通りとなります。
  • A4(被入替車両)は銀行系マイカーローンで返済中。銀行系なので所有者も使用者も私。
  • A4の現在価値(現価)よりも残債が多くなることは確実なので、借り換え+購入が可能なファイナンスを組む必要がある。
  • 月々の支払いを抑えるため低利・長期間の融資が可能で、かつ後々の繰り上げ返済が手数料無料で自由にできる銀行系から選ぶ。
  • 車輌は認定中古車でしか探さない。新車はとても無理だし、認定外中古車はもう懲り懲りなので。

・・・いやね、本当は3~5年後にせめて残債とA4の現価がバランスしてからと思ったんですよ。
それか、せめて自己資金で残債を繰り上げしてからってね。
それくらいには目途が立つような、ファイナンシャルプランが組めていたので。

だけど、A4と私の感情の部分でちょっと色々重なってしまい、急きょ乗り換えることにしたわけで。
そんなわけなので、かなり無謀とも言える上記条件で通るところがなければ、もう今回はあきらめようかと。
真っ赤な話、上記条件で通るようなマイカーローンを見つけられなければ、適当な中古の軽自動車で3年程度我慢してお金を貯めようかなって、そんなところまで覚悟していたわけですが。

意外に、こういう条件での融資が可能なところってあったりします。
地銀や○○組合とか△△金庫的なところで、意外に柔軟に対応できて低利・長期間融資が可能なのってあったりするんですよ。

こういうことをインターネットで調べるとどうしても情報が偏りがちというか、ともすればアフィリエイト目的でカードローンに誘導しようとしているのが見え見えというかですが。
また、来店不要で全国展開しているような少し大きい銀行系のマイカーローンですと、結構審査が厳しいことが多いです(経験者は語る)。

で、私はそんな感じで地元の□□金庫的なところで、借り換え+購入資金の調達が見込めたので、ちょっと博打を打った次第です。
まあ、あまりおススメのやり方ではありませんが。


そんなこんなで、肝心の乗り換えで行って続きのフローですが。
概要は以下のような感じで進めました。
  1. 狙っている車両を確認&抑える
  2. 下取り込みかつファイナンスプラン付きの見積もりを取る
  3. それを持って、金融機関でマイカーローンの事前審査
  4. 車買取店の一括査定を受ける
  5. 事前審査が通ったら、狙っている車両をオーダーして注文書を取る
  6. オーダーの際に、再度下取り査定をさせる
  7. 車買取店との中から譲渡先を決め、契約日・引き渡し日を打ち合わせ
  8. 注文書でマイカーローンを本審査し、融資実行日等を打ち合わせ
順番に見ていきましょうか。


1.狙っている車両を確認&抑える

2.下取り込みかつファイナンスプラン付きの見積もりを取る

まずは現車確認と販売店への質問攻め、これは基本です。
個人的によほどじゃ無ければ小さい傷とかどうでもいいのですが、消耗品の減り具合や使用期間、点検記録なんかは細かく見ておきます。
買ってからあれこれお金や時間がかかることほど、無駄なことはないので。

それで納得のいくタマがあったら、その車両を抑えて見積もりを取ります。
このとき、これから銀行の審査や買取店とのやり取りもあるからということを伝えておきました。
具体的にどう進めるかを説明することで、本気度が伝わると思ったからです。

で、下取り込みのファイナンスプラン付きの見積もりを取るってのがちょっとミソでして。
というのは、下取りはこれから買取査定する際の指標に使えますし、ファイナンスは銀行系マイカーローンでダメだった場合の滑り止めにできるからです。
ただし、ディーラー系のファイナンスは所有者が自分にならなかったり、金利が高めだったり、繰り上げ返済時に手数料を取られたりとあまり利点がないので、本当に究極の最終手段とも言えます。


3.見積もりを持って、金融機関でマイカーローンの事前審査

マイカーローンの事前審査はWEB上でやることの方が多くなっていますが、借り換え+購入の場合は事前審査にその情報がないとその後の本審査でまさかの事態があり得るので、窓口でその旨を説明しながら事前審査するようにとのことでした。
その際、見積もりや所得関係の書類などのほかに、現在のマイカーローンに関する書類を求められることが多いようです。
なので、事前に窓口や相談センターで融資内容を説明し、必要書類にどのようなものがいるか確認してから出向いたら、無駄がなかったです。

で、この事前審査は2~3日ほどかかることが多いですので、その間に次の4.をやっておきます。


4.車買取店の一括査定を受ける

これ、かなりヘビーです。
私は一週間、買取店の人たちと乱取りしているような気分でしたw

これについては別で記事にもしますが、心がけたのは『相手のペースに乗らない』ことでした。
大手のB社とかG社とか、本当に急かします。
もう査定してそのまま乗って帰りまっせ的な感じです。

で、そこで意外に効いた言葉が、「乗り換え考えているんだけど、今はローンの事前審査中で直ぐには手放せない。数日後に結果が来るからそれまで待ってくれ。」って言葉。
これ言ったら、相手は確実に一歩引いてくれましたね。
しつこいor押しの強い相手には、少しオーバーに「ちょっと審査通るか厳しそうなんだよね~。。」って不安そうに言ったら、それ以上踏み込んでこなくなりました。
内心どう思われているか知りませんが(笑)

なお、買取店の査定の際は、遠慮なくライバルの査定額を暴露してました。
だって、それで行けるかどうか判断するのが彼らの仕事ですから。

まあ、これは色々と面白い裏話があるので、また次の機会に回しておきます。
お楽しみに。


5.事前審査が通ったら、狙っている車両をオーダーして注文書を取ってくる

6.オーダーの際に、再度下取り査定をしてもらう

これ、結構重要です。
どんなに口頭で「商談中にしていてくれ」って言っても、結局は一番最初にオーダーした者勝ち。
それが中古車取引の世界です。

これをわざわざ強調するってことは、何かあったわけですが(謎)
ま、また別記事にしますよ、それはw

で、事前審査さえきちんと通ったならば、オーダーは早めが吉。
というわけで、注文書用の認印と、譲渡書類用の実印及び印鑑証明書を持って販売店へ行きました。

なお、その際、買取店の査定結果を伝え、もう一回下取りで頑張ってもらうべく綿密に査定してもらいました。
言うまでもなく下取りの方が確実ですし楽ですので、買取価格との折り合いが付けば下取りの方がいいに決まってますし。
まあ、結果は残念ながら下取り及ばずでしたが、それでも金額的に頑張ってくれたと思います。


7.車買取店との中から譲渡先を決め、契約日・引き渡し日を打ち合わせ

車買取店の中から、最終的な譲渡先を選びます。
その決定した業者さんにクルマを売る契約日と引き渡し日を決めます。

これ、資金の一部になるのでかなり気を使いました。
というのは、銀行は融資実行即振り込み(借り換え先の金融機関+車の販売店へ)なので、それまでにこの売却代金が入ってきていないといけません。
なので、入金のタイミング(引き渡して何日後に振り込まれるか)もしっかりと確認しておく必要があります。

但し、念のため契約日&引き渡し日は銀行の本審査が通ったのを確認してから行える日程にしておきました。
事前審査で通っていれば99%大丈夫のようですが、私はこう見えて慎重派なので(笑)

なお、このように購入資金等の一部をなす重要な資金源になるわけですから、やはり車買取店は後々の減額が出る可能性のないところから選ばないといけません。
この点、査定額ばかりでなく、その会社の実績や接客対応なんかで見極める必要があります。
実際、何社か怪しい感じのところ、ありましたし。。


8.注文書でマイカーローンを本審査し、融資実行日等を打ち合わせ

注文書を持って、金融機関で本審査を行います。
先述の通り事前審査で通っていればまず間違いないようですが(虚偽申告とかあればアウトですが)、やはりこれ結構緊張するんですよね。

ですが、そんな感情に左右されずに、しっかりと予定を組む必要がありました。
そう、支払日(融資実行日)の段取りです。

これ、借り換えが絡むとちょっと複雑なんです。
借り換え時の元本と利息を元々借りていた金融機関に一括返済するのと、車の購入代金を販売店に支払うのを同日に行う必要がありますから。

なので、その辺は二つの金融機関と車の販売店を上手にコーディネートしながら、日程調整しないといけませんでした。
まあ、いくらか余裕を持った日取りにしておけば大丈夫でしたけど。

なお、融資実行日以降なるべく早めにに元借りていた金融機関から完済証明と利息計算書を受領して、それを借り換え先に提出しないといけないようです。
私の場合、融資実行はこれからですが、その日のうちに一式済ませるつもりです。


・・・
と、ここまでくれば手続き完了。

あ、任意保険の切り替えも必要ですが、まあ新しい車の車検証と現在の保険証券があれば、大抵電話かWEB上でサクッと出来ますので、そこは割愛。


そんなわけで、先述の通りあとは融資実行を残すのみとなっているところです。
あとは粛々と指定した通りにお金が動くだけ~って頭でわかっているものの、やはりなんかソワソワしちゃいますよね、それなりの額が動くと思うと。

そう思っている私をしり目にさすが地元の金融機関、暗にもう1M行けそうだよと示唆してきましたw
実は、事前審査後にちょっと事情があって増額補正が必要になり、増額変更して本審査にかけたのですが、その時に悪魔の囁きをされたわけです(笑)
さすがに乗りませんでしたが。
でも、頑張って働いていてよかったなと、ちょっと思った瞬間でした(信用も現金と同じくらい大切と考えています)。


そんなこんなで。
次回以降は、各論というか個別のあれこれを書いてみたいと思います。

それぞれかなり色々なことがあったので、読み応えあるかもですよ。
お楽しみに♪


んでは!