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2015-05-04

CクラスワゴンとCLAシューティングブレークの価格が肉薄していたので、なんとなく比較してみた。

この夏上陸が見込まれる、CLAシューティングブレーク。
サイズ感、スタイリング、使い勝手的に、日本でも売れそうな気がしているのですが、その一方でCクラスも廉価版を充実させるなど、セグメントの壁を越えたライバル関係になりそうな感じです。


そんな2台を、なんとなく比較してみます。




まずは、外観から。
Cクラスワゴンは大人ワゴン、CLA-SBはちょっと若めな感じですね。


ただ個人的に気になるのが、CLA-SBの鼻の短さ。


エンジン配置が縦か横かの違いによるものですが、 鼻先が長い方が好みなので、そこがちょっとCLA-SBでいただけない部分だったりします。

その点、Cクラスは鼻先の長さがいい感じ。
この辺は個人差があるところでしょうが、私はこれくらいのバランス感が好きです。

リア回りはどうでしょう。
CLA-SBが攻め攻めな感じに対し、Cクラスはバランスよく仕上がっている感じですね。
個人的にCクラスはセダンよりワゴンがいい感じだなと思っているのですが、特にリア周りのまとめ方はワゴンが上手に思います。


続いて、内装です。
CLA-SBのダッシュボード周り。

こちら、Cクラス。
嗜好の違いがモロに出てますね。

後部座席も。
こちらCLA-SB。

こちらはCクラス。
ある記事で「CLA-SBの後部座席は窮屈な感じがする」とありましたが、それはおそらくルーフラインが左右方向に絞られていることに関連して、リアドアのガラス面が狭くなっていることから来ているんでしょう。
上の2枚を比較すると、よくわかりますよね。

実際、ディメンションではそれほど差がなかったりします。

ついでに、トランク容量(VDA方式)についても。
Cクラスの490-1510リットルに対し、CLA-SBは495-1354リットルと、リアシートを立てている状態ではまさかの逆転現象。
ですが、開口部の違いからすれば、使い勝手は明らかにCクラス優位かと。
どちらが使いやすいかは、火を見るより明らかですね。


あとはまあ、サイズ的な部分でしょうか。

CLAシューティングブレーク

Cクラスステーションワゴン
CLAシューティングブレークが優れているのは、Cクラスよりも全長で7cm以上、全幅で3cm以上小さく出来ているのに、デザインの妙か見た目の大きさがそこそこあるように感じられること。
これ、駐車場の制約とかある方には嬉しいことでしょう。


さて、最後に価格比較。
似たような仕様で比較した方がいいでしょうから、CLA 250 4MATICとC200 4MATICで比較しましょうか。
  • CLA 250 4MATIC ― 41.947,50ユーロ(VAT込、約545万円)・・・2.0リットル直列4気筒、7G-DCT、211PS、複合燃費6.6L/100km(15.2km/L)、CO2排出量152g/km、EURO6
  • C 200 4MATIC ― 43.107,75ユーロ(VAT込、約560万円)・・・2.0リットル直列4気筒、7G-DCT、184PS、複合燃費6.2L/100km(16.1km/L)、CO2排出量143g/km、EURO6

どちらも4MATICとしたのは、駆動方式も一緒に比較したかったから。
とは言っても、CLA-SBはハルデックス・カップリングによるものでデフォは95:5で最大50:50のトルク配分、Cクラスはトランスファーによるものでデフォは45:55のトルク配分と、その方式は大きく異なります。

ですがまあ、個人的な用途(雪国で使い勝手のいいファミリーカー)からすると、4MATICが望ましいわけで。
そんな超個人的主観から見ると、その価格差は僅か1,100ユーロ足らず、1ユーロ=130円として14万円程度の差額しかないわけです。

そう考えると、サイズ的な制約さえなければ、Cクラスの方がいいなって個人的に思うわけです。
あとはまあ、C200 4MATICが日本に入ってくるか、そしてそれがいくらになるかってところですが。。


んでは!





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