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2021-09-19

衝動買い的にノートPC新調 ~だってWindows11を入れたくなったんだもの~

Windows11が出ると公表されて久しい、今日この頃。

私が現在使っている愛機『Dell Inspiron 13 5370』は、intel Core 第7世代な上にTPM2.0非対応のため、Windows11へのアップグレードができないことを知り、愕然とした夏の終わり。
ただでさえ憂鬱になりがちな夏の終わりに、アンニュイ度を増し増ししてくれた、秋の入り口の出来事。。

とは言っても2025年までWindows10でも使えるし、現愛機はCPU自体しょぼい(Core i3-7130U)ものの、メモリを8GB×2に増設し、WiFiアダプタを11ac/867Mbpsのもの(AC-8265)に換装し、ストレージをNVMe(WD Black SN750)にするなど、手を加えてそこそこ速い仕様にしており。
自分の用途※からして、現愛機でも必要十分なことは重々承知していたのですが・・・。
※負荷のかかる作業と言えば、Pythonで機械学習やらディープラーニングやらするくらいですが、自分のPCで手に負えない場合はGoogle Colabがありますので、まあ何とかなるんです。

ここぞとばかりに、LenovoもDellもセールを仕掛けてきたことで、火がついちゃいました。。
そんなこんなで、候補はLenovo ThinkBook 13s(Gen2) or 14(Gen2) と、Dell Inspiron 14 (5415) から選んでみました。


まず、私がノートPCに望むものは、以下となります。(上にあるほど優先順位が高いです。)
  • 予算は9万円以内。もちろん、安ければ安いほど良い。(コスパ!)
  • デザインがすっきりしていること。(Simple is best!)
  • 電源とは別に独立した、映像の出力できる USB Type-C ポートがあること。(ディスプレイにType-Cケーブル1本で出力したい。電源用USBとHDMIで2本使うほど無駄なものはない!)
  • メモリ増設やSSDの換装が簡単にできること。(特にメモリはデュアルチャネルにしたい。)
  • キーボードの使いやすさ。(コードを書く時のストレス軽減。)
  • FHD以上のIPS液晶かつバックライトLEDな非光沢ディスプレイ。(光沢でもフィルム貼ればいいけど、経験上、ネイティブで非光沢の方がいい。)
  • 11axことWiFi6に対応している。(WiFiアダプタ変えればいいだけだけど、11axのはアンテナ線なんかも絡むらしい?)
  • メモリはオンボードではなくスロット式。(将来的な拡張性。数年先でも16GB×2 もあれば十分なんでしょうが、それでデュアルチャネルにするには両方スロット式がよい。)
  • CPUはRyzen。(なんとなく。。)

というわけで、この条件に当てはまって、最もコスパの良いものを先ほどの候補から選ぶことにしました。

まず、LenovoのThinkBookを見てみました。

このモデルのいいところは、なんといってもデザインが秀逸なところ。
天邪鬼な私も、素直にカッコいいなって思えるデザインです。

また、13s限定ですが、16:10の縦長ディスプレイが魅力ですね。
ブログやコードを書いているときは、縦長の方が見通しが良くて書きやすいんです。
ただ、16:10の縦長モデルって MS Surface や Dell XPS などのハイエンドモデルくらいしかないんですよね、これを除けば。
10万円を切るモデルで16:10を出してきたLenovo、素直にありがたい存在です。

しかし残念なことに、13sだと電源とは別に独立してディスプレイ出力ができるType-Cポートがないんですよね。
Thunderbolt4対応のType-Cが1ポートあるのみですので、ここにハブを付けてあげないとType-Cケーブル1本でディスプレイに接続できないんですが、ハブを付ける時点で本末転倒なんです。。

そうなると14かなって感じになるんですが、Type-Cポート問題がここでもチラホラ。
というのも、intelモデルだとType-Cポートが2つあってそのうちの一つがThunderbolt4なのでこの問題は解消できるのですが、RyzenモデルだとType-Cポートは二つともただの3.1 gen2 でこの問題が解消できません。
じゃあintelモデルにすればいいじゃんって思わなくもないのですが、後述するDell Inspiron 14 5415 と比べて、ThinkBook 14 Gen2 の intelモデルはコスパで見劣りしてしまうんですよね。

加えて、『Think』の冠が付くので、あの打鍵感の良さもThinkPad譲りかなと思っていたら、そうじゃないという。。
会社でThinkPadは使っていて、あの打鍵感を味わえるなら多少高くても…と思わなくもなかったのですが、そうじゃないならねぇ~。。。


というわけで、概ね先が見えてきているような感じですが、Dell Inspiron 14 5415 を見てみましょう。


もはや MacBook と見紛うほどの洗練されたデザインw
ちょっと皮肉っぽくなってしまいましたが、ノートPCを洗練させていくと行き着くところは同じということで、普遍的な美しさを持っているとも言えるのでしょう。

で、このモデルのいいところは、私の要望をすべて満たしているところ。
特にType-Cポート問題は、Type-Cポートに "(DP/PowerDelivery対応)" と書いてあり、Dell独自のディスプレイ出力できるType-Cポートを用意してくれているので、これで問題が解消。
実はこれ、下位モデルな現愛機Inspiron 13 5370にも付いていて、Type-Cケーブル1本でディスプレイに繋げて本当に便利なんですよね。
なので、これの優先順位は高めだったりします。

その他の要望についても一通り満たしているのですが、それ以上に嬉しい誤算が性能がすごく良いのにお安いということ。
この Dell Inspiron 14 5415 に搭載される Ryzen5 5500U の CPUスコア(マルチ)は先述のThinkBook 14 Gen2 intelモデルに搭載される Core i5-1135G7 と比べて1.5倍以上もあり、GPUスコアも(メモリをデュアルチャネルにする必要がありますが)若干ながら上回っています。
そして、そんな高性能であるにもかかわらず、ThinkBook 14 Gen2 の intelモデル よりも1万円近く安いという。(割引クーポンを使った場合。)

そう考えると、やっぱりコスパ最強は Dell Inspiron 14 5415 だよねってことで。
早速、注文してしまいましたw


注文を急いだせいなのか少し失敗したのが、通常の1年保証にアクシデンタルダメージサービスを付けてしまったこと。
来てすぐにメモリをデュアルチャネルにするため裏蓋を開けるので、付ける必要なかったんですよね。(保証自体無効になるので。)
千円ちょっとでしかないんですが、なんだかもったいないなぁ。。

それはさておき、これで晴れてWindows11を自分のものにする準備が整いました。
さらにうれしい誤算で、これまでとは比較にならないくらいの高性能が手に入ったので、これまで多少時間がかかるように感じていたPythonのコードなんかを早く試してみたいです。


それにしても、ふと我に返ると、コスパがいいとはいえ予想外の出費でした。。
実はマイF30dMの加速をもう少し速くしたくて、RaceChipとFTPチャージパイプ・ターボパイプ用に取っていたお金を使っちゃったんですよねww
うーーん、また貯めないと。。(苦手。。。)

というわけで、車のために取っていたお金をノートPCにつぎ込んじゃったというしょーもない話でした。
でも、Dell Inspiron 14 5415 はお勧めだと思いますよ。


んでは!





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