あちらこちらで大雪になっている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
雪のやり場がないくらいに降り積もり、そこかしことスタック・立往生が発生しておりますが、何とか無事にこの大雪もとい雪害を乗り越えられるよう祈っております。
今でも忘れもしませんが、ローダウンしたA4アバントで、ひざ丈もある無除雪の細い路地にて雪をラッセルしながら30mほど通り抜けられたときは、軽く感動しました。
もっとも、クワトロはクワトロでも、機械式LSDのトルセンCというのを積んだアウディが昨今のほぼFF化したクワトロよりもはるかに強かったゆえの芸当ではありますが。
一方で、そんなトルセンCを積んでいても、その時代のアウディ特有の問題が2点ありまして。
特にA4/A5/Q5の前期型は、出ない方が珍しいくらいの発症率が高い持病ですが、後期型はほぼ克服しています。
もう一つは、トランスミッションの突然死。
これも同じく2010年頃のアウディに多いのですが、7速Sトロニックが持つ疾患です。
ただし、この頃のアウディには珍しい8速トルコンAT(RSモデルを除けば後期Q5くらい)はこの疾患は持っていませんので、突然死リスクはまずないとみていいでしょう。
以上を掛け合わせて考えると、雪道にめっぽう強いトルセンCを積みながらも、オイル過剰消費やトランスミッション突然死のリスクが極めて低いのは、先代アウディQ5 (8R) 後期型と考えます。
しかも車高が高いSUVなので雪道でさらに有利ですし、先代モデルということでかなりお安くなっており、ちょっと贅沢な雪道のアシ車に最高ではないかなと。
というわけで、本日は先代アウディQ5 (8R) 後期型の中古車を見ていきたいと思います。
なお、アシ車としてなので、経済性を考えて2.0TFSIのみの取り扱いとします。