パナソニック(Panasonic) (2007-06-01)
売り上げランキング: 2,245
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こちらの商品のトップレビューがあまりにも衝撃的で、久々に文面だけで身震いしてしまいました。
詳細はぜひリンクからご確認いただきたいのですが、いかにトラッキング火災というものが恐ろしいかというのを、改めて感じさせられました。
こんな風になったら、たまったもんじゃないですよね。
埃が溜まりやすいところでこれが起きるということは、その周囲の埃にも火が移って、あっという間に燃え広がってしまいそうです。
Amazonのレビュアーの方の状況も、おそらくはそのような感じで燃え広がってしまったものと推察されますが、やはり大事なのは、トラッキングを起こさないようにすることです。
そこで最も大切なことは、埃をためないようにこまめに掃除すること、また、そのような場所にコンセントを極力置かないことに尽きますが。
ただそうはいっても人間、ついつい・・・ということもあると思います。(私なんかまさにそんなタイプ。。)
そうなると、コンセントを差していないときは、このタップのようにシャッター付きのものを使用することなんかが対策になります。
また、コンセントを差している場合には、差し込み側(オス側)のコンセントにトラッキング対策が施されたものを使うということになってくるわけですが。
残念ながら、すべてのコンセント(オス側)でそれが施されているわけではありません。
特に以前の電気器具のコンセントなんて、ほとんどがトラッキング対策をしていないものだったと思います。
そんなトラッキング対策が施されていないコンセントがこんな感じだと、トラッキング火災のリスクが高まりますよね。
この差し込みが甘い金属部分に埃が付くと、ゆくゆくはトラッキング火災の発生源となってしまうわけです。
ここ最近は、トラッキング対策を後付できる様々なものが売っているようですが、取り付ける場所を選んだりかさばったりと、使い勝手的にいまいちに思えるわけでして。
それならば自分でコンセント金属部の根元に、トラッキング対策なあれを付けてしまえって思いついたので、やってみました。
まず用意するのは、こちら。
はさみとビニールテープのみ(笑)
ただ、ビニールテープはこちらがいいと思います。
エーモン(amon)
売り上げランキング: 3,990
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絶縁性があって、自動車のエンジンルームで使っても耐えうる耐熱性※をもち、かなり薄いのでコンセントの抜き差しにも邪魔にならないこちら。
本来の用途とは違うのですが、以前マイF30dMへのフロントカメラ取付の配線に使ったものが余っていて、なんとなく使ってみたら調子が良かったというw
※ 商品パッケージの使用可能温度は0~80℃とありますが、基材であるポリオレフィンは、これより高い温度の耐熱性を有しています。また、3枚上の画像のようなトラッキング対策に用いられているものの中にはポリウレタン樹脂もあるようで、その耐熱温度は70~90℃とされています。ただし、消費電力の高い機器には施さない方が無難かもですね(念のため)。
こちらを、5~7mmくらいの長さに切りまして。
長さは、テープ幅である25mmあれば十分です。
これを巻きつけます。
コツはいくつかありまして。
- 厚み部分(短辺側)に引っ掛けて、内側から巻き始めること。
- 少し引っ張り気味に巻きつけるように貼ること。
- なるべく根本付近に沿わせて貼ること。
そんな感じで巻くと、こんな感じになります。
根元部分の処理が甘いようでしたら、こうやって爪で押し付けてあげると、馴染みます。
これも、このテープの薄さと伸びやすさがあるからなんでしょう。
ま、行き当たりばったりで選んだテープが、たまたま当たりだったというだけの話なんですが(笑)
もう片方も施し、出来上がりました。
これでもう、こんな感じで少しくらい抜けてても、トラッキング火災は出なくなりますね。
これなら見た目もすっきりしますし、かさばることもないですし、何よりたくさんの場所を対策しても安価に済みます。
手間は多少かかりますが、大して難しくもないですし、時間的にも5分もかからずにすみます。
そんなわけで、我が家もあちこちやってみました。(消費電力の高い機器は除きましたが。)
これで、もう安心です♪
ただそれよりも、コンセントを置く位置やこまめな清掃など、心掛けないとなんですけどね。。
苦手なんだよな~、こまめなそれ(苦笑)
あ、お約束ですが、真似される方は自己責任でお願いしますね。
んでは!
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