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2017-06-24

【F30dMメンテ】グローブボックス~助手席足元付近の異音(ビビり音)対策

F30dMに乗り換えてから何も不具合や不満点がなく、却って不安になるという無駄にトラブル慣れしている私。
と思っていたら、遂に出ました不満な点!(笑)

これまで聞こえなかった、室内でのビビり音が聞こえるようになったのです。
それも、なかなかの大きさ&頻度なもんでして。

具体的には、荒れた路面 or エンジンが低回転で高負荷のシチュエーション(ex.登り坂で徐々に加速するシーン)などの振動が多い時に、助手席方向から聞こえてくるようになりました。
この手のビビり音って、大抵は原因を突き止めるのが難しかったりします(しかも助手席側からだったので、なおのこと)。

ですが、妻の協力を得て原因を突き止めることができたので、早速直してみました。



まずその場所は、助手席の足元付近と特定しました。(妻に感謝!)
走行中にビビり音がしたとき、すぐに頭を突っ込んで確認してくれ、特定に至りました。
もちろんシートベルトはしたままでしたが、その体勢で事故ったらタダじゃすまないので、確実に安全な走行シーンでやってもらいました。


というわけで、足元のパネルとグローブボックスを取り外して確認してみることにしました。

まずは簡単な足元のパネル(キックパネル?)から、見てみることにしました。
下側に10mmの六角ボルトで留まっているだけなので、これを外して手前に引くと簡単に取り外せます。


一応こんな感じで、キックパネル裏面にビビり音対策のスポンジが施されています。
しかし、、


フットライトのハウジング(右下の丸)と配線(左下の丸)は、防音対策されずにそのままの状態です。
どうも、それらがダクトっぽいところ(上の丸)と位置的に当たりそうに見えます。
それにしても、これは少々いかがなものかと。


フットライトはLEDなんでしょうけど、熱対策のためにスポンジが切り欠きされています。
で、このハウジングが一番干渉していそうな感じなんですよね。


その干渉している相手が、これっぽいわけでして。
おそらくエアコンのダクト類か何かなんでしょうけど、それを知ったところで・・・な感じなのでこれが何か詳しく調べてません(笑)


そうと決まれば話しが早いと相成るわけで。
tesaテープを貼って防音措置をします。
ちなみにこのtesaテープ、中耐熱性があるのでフットライトのハウジングの熱にも心配ありません。
また、薄いテープゆえスポンジほど断熱保温性もないので、フットライトの放熱にも悪影響はないと思います。


そんなわけで、2~3重にして施工完了。


ついでなので、配線もtesaテープをぐるぐるっと巻いておきます。
この辺、製造段階でもう少し配慮しておけばいいのにな~ってちょっと思いつつ、ぐるぐるぐるぐる巻いていました(笑)


ついでに、キックパネルのセンター側のツメに施されていた制震材らしきもの(おそらくブチル系のスポンジか何か)が取れかかっていたので、きちんと巻き直しておきました。
もしかしたら、ここも干渉していたのかも知れません。


もう一つの怪しい箇所が、このグローブボックスの裏側。
トルクスネジ4箇所で留まっているだけのようなので簡単に取れそうですが、先のフットライトのが最も可能性としては有力なので、テスト走行して直っていないようなら次はグローブボックスだなといった位置づけにしました。



で、テスト走行の結果ですが。

ビビり音は無事解消!
やはりフットライトのハウジングや配線が犯人だったようです。
(というわけで、グローブボックスは取り外さずじまい。)

そんなこんなで、あっさり不具合解消。
簡単に直せてよかったです。

それにしても、F30の内装材の留め方って、B8A4よりも格段にラフですね。
決して雑とか品質が低いとかいう意味ではないのですが、B8A4の内装はガチガチに止まっていて外すのも嵌めるのも苦労したので、同じドイツ車でもこうも違うんだなって思った次第です。
もしかすると、いっとき盛んに言われていたアウディの内装のクオリティに対する評価(ex.チリがピターッっと合っているとか)は、これらの見えないところにかけられたコストがきちんと評価されていたのかも知れませんね。

反面、BMWはやっぱり良くも悪くも質実剛健というか割り切りというか、内装(及びその裏側)に関してはそう感じることが多いです。
インテリアはデザイン的には好きですし決して質感が悪いとは思っていないんですが、いくらなんでも干渉して音が出そうなところに防音材を貼っていないなんてのは、ちょっといただけないなと。

まあこの辺は、さすがに次期3シリーズ (G20)では抜かりなく仕上げてくることでしょう!


んでは!


【追記@その後】
運転席側もビビり音が出たので同じ対策をしてみたところ、収まりました。
つまり、足元灯の裏側の処理がビビり音の原因ということですね。





8 件のコメント :

  1. こんにちは!
    異音は気になりだすと我慢できませんよね^^;
    私も運転席右上の方から一時期異音がしてて気になっていたのですが、いつの間にか治ってました^^;
    自分で原因特定して直されるって凄いですね♪

    話変わりますが、フェンダーアーチモール外してスッキリしましたね!
    あんなもの見た目には百害あって一利なしですよねw

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    1. こんにちは^^
      そうなんですよ、異音と異性は一度気になり出すと止まらない性質でしてw
      冗談はさておき(特に後者w)、今回のGJは妻でした。彼女のおかげで原因特定できましたので。本当、こんなにあっさり直せてラッキーでした。

      フェンダーアーチプロテクション、やっぱりない方がいいですね!取ったらますますいい感じです。
      保安基準改正に動いた国交省、リスペクトします!これからもどんどんムダを省いて行ってほしいですね!

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  2. 私のBMW320Dも全く同じ症状で、修理に出しましたが全く治らず(何みていたのかな?)、Der besteさんの対処法を探して見て、自分でもやってみました。そうしたら、簡単にビビり音を消すことができました。本当にありがとうございました。今はとてもすっきりです。また、うちの奥さんにも、音の原因特定をするので、顔を突っ込んでみてよとお願いしたことがありますが、気にしている方がおかしいのよと何の協力も得られなかったです。良い奥さんをお持ちですね! とにかく、ありがとうございました。

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    1. コメントありがとうございます!お役に立てて何よりです。
      うちの妻からはこれをやるにあたり、美味しいものをご馳走することで(約束した覚えはサラサラないのですが)協力を得た次第ですw
      確かにビビリ音って当初は気になるんですけど、乗ってるとまた鳴り出したり、ふと止んだりするので、最近はあまり気にならなくなってきてしまいました(苦笑)ですので、奥様が仰るのも一理あるかも、ですね。
      まあ、どこの家庭も奥さんが一枚上手ってことですね。カミさん(神、上)とはよく言ったものですw

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  3. 参考になりました。初めはセンターコンソール付近と思っていましたが、同じ場所の対策で音が治まりました。
    私の車はF34のガソリンですがフェルトさえ貼ってないプラスチックの状態でしたので、ボンネット用の消音材も貼りました。今のところ快適です。

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    1. コメントありがとうございます。
      お役に立てて何よりです。そこって明らかに異音源ですよね。
      走行中に頭突っ込んで、あらぬ格好をしながらも確認してくれた妻に感謝です。(本人曰く「年頃の私にこんな格好させんじゃないわよ!」とのことでしたがw)

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  4. 320iツーリングMSを4月に納車されました。G20ですが、これと全く同じ症状です。ディーラーでやってもらって直らなければ自分でやってみます。G20は静かでいいのですがエンジン音はあまり聞こえない、そしてビビリ音はよく聞こえる。でも解決方がみえて助かった。それにしても、現行cクラスの内装の異音の酷さにも閉口したが一手間かければ良いものを ドイツ人の頭の中は?

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    1. コメントありがとうございます。
      G20/21の構造は分かりませんので、F30/31のこの対策が有効かは不明です。同じであれば、儲けもんですね。
      内装については、噛み合わせが多くなったり、グローバル化であらゆる気候・温度・湿度などの環境条件に対応するように複雑にクリアランスを設計していることも影響しているのではないのかなと考えています。ドイツの方とはお会いしたこともないので、どう考えているかは分かりませんが。
      いずれにしても、私の場合、内装のビビり音程度であれば、それを見つけるのも楽しんでしまえと思っています。まあ、鳴ったら鳴ったで面倒くさいんですが、見つけて直った時の喜びって結構いいものなので。

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