さて、ようやく週末が見えてきたぜってな感じの金曜日ですが。
お待ちかねの(?)、BMW X1試乗記でも書くにします。
外観は、コンパクトSUVにしては迫力というか程よい大きさ感があって、いい感じです。
コンパクトSUVとは言っても、国産では中型SUV以上の大きさに相当しますが。
メルセデスベンツGLAクラスやアウディQ3と比べても、SUVとしての外観の見た目バランスは一番いいように思います。
ボリューム感があるので、先述の通り迫力もそこそこあると思いますし。
その一方で、このフロントフェイスはどこか愛嬌もあるというか、ただイカツイだけではないですので、嫌味のない迫力というか。
サイドビューもバランスよく、リアビューもくどくなく。
そんなこんなで、見た目は確実に好みです。
取り回しに関しては、非常に楽です。
アイポイントが高くてノーズが短いせいか、フロントの見切りがめっちゃ楽。
というか、全長自体が取り回ししやすい長さである上に、後述するグラスエリアの広さのおかげであらゆるところの見切りがいいことから、とても扱いやすいです。
バック駐車もしてみたんですが、PDCをほとんど見ずにサクッと停めちゃいました(笑)
それくらい、取り回しも見切りも良いクルマです。
続いて、内装ですが。
運転席周りは高級感がありますね。
メルセデスほどの華やかさはないにしても、質実剛健という観点からすれば豪華なくらいです。
BMW伝統のアナログメーターや横長のディスプレイは相変わらず見やすいですし、要所要所にあしらわれたピアノブラックが高級感を増しているように思います。
運転席はゆったりした広さがありますが、シート自体のホールド性はいいと思います。
先ほども書いたアイポイントの高さに加え、至る所のグラスエリアが広いおかげで広々と開放感を感じましたし、それが先述の通り見切りの良さにもつながっています。
トランスミッションはZF製電子式ではなく、アイシン製アナログ式のせいか通常のAT車みたいです。
これについて高級感が損なわれるという意見がありましたが、個人的には「そうか?」って程度でした。
さほど気になりません。
ドリンクホルダーが使いにくいという意見もどこかで見ましたが、必要であればエアコンルーバーに付けるとかで補えばいいと思います。
まあ、350ml缶程度であれば問題ないと思いましたけどね。
次は、こだわりの後部座席(笑)
ご覧の通り、倅付きでの試乗となりました。(下にちょっと頭が見えてますw)
後部座席はやっぱり広かった!
ってな感じです。
展示車ではそう感じなかったんですが、ドライバーズポジション(助手席もこれに合わせています)を取って倅を乗り降りさせたり、実際に私が座ってみても膝周りに余裕がかなりありました。
身長182cmの私でもそうですから、大抵の方は大丈夫かと。
ヘッドルームも余裕があり、後部座席のグラスエリアも広いので開放感もあり、ハイバックも程よい角度でリラックスできるので、これはドイツ御三家コンパクトSUVで一番だぞ!って感じでしたね。
ただし、座面長はそれほどないので、背が高い or 足が長い方は膝裏が余ることになるかもしれません。
この辺はまあセグメント的にも仕方ないかと思っています。
さて、最後にドライビングフィールについてですが。
出足は軽く軽快にスッと出ます。
軽いというよりも「軽やか」と表現した方が適切かもしれません。
その後、低中速走行に移ってもギアの繋ぎもスムーズでエンジンが低い回転のままポンポンとシフトアップしていきますので、低中速走行においてはエンジン音も皆無。
また、低速だとハンドリングも軽めですので、これが先述した取り回しの良さにもつながっているのかも。
いずれにせよ、発進から低中速までは至ってスムーズで、何らストレスを感じませんでした。
続いて、加減速を試してみました。
フルスロットルまではいきませんでしたが、75%くらい踏み込んでそこそこの速度になったらきつめにブレーキをかけてみました。(倅が耐えうる範囲でw)
これも特に不満はなく。
あっという間にいい感じの速度に到達しますし、ブレーキングもいきなりガツッと効かずにグーッっと奥で効いていくって感じだったと思います。
ただ強いて言えば、アクセルを踏み込んだ時のエグゾーストノートが雑味のある軽い音だったのが、ちょっとだけ残念。
まあ、それを求めるセグメントでもカテゴリでもないので、さほど気にする必要はないと思いますけどね。
ハンドリングについては、試乗コースの関係で試す機会がなかったのですが。
こちらも、それを積極的に求めるセグメントでもカテゴリでもない(それほど重要なファクターではない)と個人的には思っていますので、試さなくても別に良かったという感じです。
それよりも、乗り心地が非常に良かったです。
冬ということでランフラットじゃない(スタッドレスタイヤ装着車)というのももちろんありますが、適度な硬さでありながら乗り心地がよく、静かでスムーズ、軽やかに動くけど重厚感も感じられるという、とても良い乗り心地でしたね。
というわけで、総括。
ファミリーカーとしてベストバイ、それがBMW X1!
・・・って感じです(笑)
まあ別にファミリーカーでなくてもいいんですが、この乗り心地の良さは家族にも味合わせたいな~ってわりかしマジで思いました。
積載性もそこそこあるので、小旅行でも困らなそうですしね。
ただその一方で、この後乗った4GCの乗り味にすっかり魅了されてしまい。。
やっぱり私は、Dセグメントの重心低めのクルマの方に嗜好があるようです(笑)
というわけで、次回は4GCのインプレでも書きますね。
乞うご期待!
んでは!
欧州車好きな素人が記す妄想記。現愛車BMW 320d (F30) や過去の愛車アウディA4アバント (B8) の記録など。妻車のMINI クラブマン (F54) もたまに登場します。
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