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2015-06-04

【オイル減り本当のまとめ③】改めまして対策@保証なしの場合~でも自己責任でお願いします~

さてさて、前回の記事までで、オイル過消費は何が原因でどうやってそこに行き着くのか、適当にまとめてみたのですが。
オイル過消費の壁にぶち当たっている方々にとっては、じゃあそれどうすればいいのって感じですよね。
だって、ピストン回りはこんな状態でしょうから。
心中お察しいたします。

では、それに対する対策はといいますと、インテークバルブのクリーニング、ピストンリングのクリーニング、インジェクターのクリーニングを順序良くやるしかない、と思います。
順序良くというのは、当然のごとく気流の上流側からきれいにするってことです。

で、その順序ですが。




  1. オイル交換の500~1,000km前にクリーニング系のオイル添加剤投入
  2. オイル交換の200~500km前にインテークバルブをクリーニング
  3. (※)オイル交換直前に燃焼室から直接クリーニング
  4. フラッシング
  5. オイル交換(フィルターとも)&クリーニング系オイル添加剤投入
  6. ガソリン添加剤投入
  7. スパークプラグ交換
(※)あまりにも過消費が酷い場合。目安としては、500km/Lよりも消費が多い場合かなと。


具体的に書きましょう。
とは言っても、この前書いた記事とほぼほぼ同じですが。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2015/05/nutec-nc-900rcr.html


1.については、バーダルリングイーズを添加します。

散々情報収集しましたが、遅行性のオイルライン洗浄系で一番よさそうなのはコレでした。
これを予めオイルに混ぜることにより、オイルラインの酷い汚れを漬け置き状態にします。


その後、2.を行います。

これは、RECSでもいいのですが、実はNUTECでもあったりしますし、他メーカーでも類似のものが多々あります。
この辺はお好みでどうぞって感じです。
なお、1.の後に行うことにより、インテークバルブのカーボンが剥げて燃焼室に落ちても、ピストンリングに影響しづらくなっていると思われます。

また、RECS等はすぐにインテークバルブのカーボンを剥ぎ取ると言うわけではなく、その後数百kmかけて徐々に剥いでいくものです。
そのため、オイル交換の200~500kmほど前に行うのがよいでしょう。

ちなみに、RECSのやり方はこんな感じですよ。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2014/12/a4recsdiy.html


3.は、(※)にも書きましたが、よっぽど酷い場合ですね。

おススメは、NUTEC NC-900RCRです。
プラグホールから燃焼室を直接クリーニングするために開発されたものですし、研修を受けたプロショップ専用品ですので基本的に設備(特に吸引器)の整った環境でやるので安心ですね。

DIYはあまりおススメしませんが、「エンジンコンディショナー 直噴」で検索するとそこそこやり方は出ています。
ちなみに、ピストンの高さを揃えるためのクランクプーリーは、手回しで簡単に回りますよ(シロートな私は道具が必要かと思っていましたw)。


4.は、RECSやNC-900RCRやそれらによって剥がされたカーボン・スラッジ等が混入したオイルラインをキレイにするために行います。

フラッシングは否定論が一部でありますが、VW純正でも採用されているCastrol エンジンシャンプーであれば、問題ないかと。
実際私も使いましたし、VW純正品も含めるとかなりのユーザーが使っているでしょうが、不具合は聞きませんしね。

これ、なるべく柔らかいオイル(0w-20とか)でやった方がいいですよ。


5.はエンジンオイルの交換です。

1.と同じく、リングイーズを添加して3,000~5,000kmかけてオイルラインを完全にきれいにします。
CDNエンジンはオイル容量が4.5Lなので、エンジンオイル4Lにリングイーズ1本でちょうどいい量になりますし、この分量だと添加率もちょうどよくなります。

ちなみに、エンジンオイルの交換の方法は、なぜかしばらくアクセスが多いこちらで書いてあります。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2014/12/a4-vw.html


6.は、インジェクターの洗浄と、排気系統のクリーニングです。

基本的にガソリン添加剤は爆発力を高める(正確には燃焼速度を上げる)ので、それで燃焼室からエキマニにかけての汚れを吹っ飛ばします。
もっとも、どれほど効果があるかは謎ですが。。

ちなみに、NUTECの裏メニュー品であるNC-221Rはかなりの威力らしいです。


7.ですが、カーボンや薬剤まみれになったスパークプラグを交換しましょう。

また、走り方にあった熱価にしないと、スパークプラグがカーボンを自己洗浄できなくなってしまいます。
微量かもしれませんが、カーボン発生を少しでも減らすには、スパークプラグの熱価にも気を配った方がいいようです。

スパークプラグの交換方法も、こちらに記載してあります。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2015/06/a476.html


私がやったメニューは、時間差こそあれ、この手順でした。
もっとも、RECSをやった頃はここまで大事になるとは夢にも思いませんでしたが。。

また、この後については、オイル交換は5,000km or 6ヶ月以内を守っていくべきですね。
というわけで、使うのはこのオイルかなと。

オイルフィルターは大した金額でないので、毎回交換する予定です。

あと、数年に一回はこれらのメニューをこなすつもりです。
予防しないと再発しそうですので(笑)


そんなこんなで、具体的な対策編でした~。

ちなみに写真は少なめですが、肝心要の部分はほとんど下のリンクに書いてあるので、そちらにてご確認ください。
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.jp/2015/05/nutec-nc-900rcr.html


とりあえず、オイル過消費本当のまとめシリーズのここまではオイル過消費に該当する場合のお話し。
翻って、現在の直噴エンジンはどうよ?今のアウディは?今のフォルクスワーゲンは??って思って見ている方もいらっしゃることと思います。

次回は、私なりに考える現在の直噴エンジンとオイル消費問題について書いてみたいと思います。
ほぼほぼ妄想ですけどねw


【オイル減り本当のまとめ④】今時の直噴エンジンは大丈夫なの?
に続く。





2 件のコメント :

  1. 残念ながらリンクが【オイル減り本当のまとめ④】今時の直噴エンジンは大丈夫なの?
    に続かない。。。

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    1. ご報告ありがとうございます!
      ブログを復活させたときにリンクがぐちゃぐちゃになって直したつもりが、間違って無限ループ的にしちゃっていたみたいですね(笑)

      今ほど訂正しました。
      どうもありがとうございましたm(_ _)m

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